ユーザー目線でビジネスすれば成功しますが、つい自分のやりたいことをやってしまうのが人間の性です。
ロングテールSEOにおけるユーザー目線とは、ターゲットユーザーの使う検索ワードを意識することです。
ただ、検索ワードは考えのではなく今検索されているワードの中から最適なものを選べばいいだけです。
ロングテールSEOは、キーワードというデータから始めるキーワードドリブンな作業と言えます。
ユーザーの悩みが検索ワードとして分かっているのですから、ロングテールSEOには経験とかセンスは必要ないのです。
コンテンツ
ユーザー目線になれば売れる
起業家の永遠の課題とでも言いましょうか?
それは、ユーザーの立場に立つこと、ユーザー目線で考えることだと思います。
これが自然にできる人は何をやってもうまくいきます。
ところが、ほとんどの人はこれができない。
なぜか自分のやりたいことをやり、自分の伝えたいことを伝える。
これでは残念ながら売れないわけです。(自戒の念も込めて)
ユーザーが検索の際に使うキーワード
今、何名かの方に対してロングテールSEOブログのコンサルティングをしています。
ブログ書く場合でも、みなさんやっぱりこれができない。
「ユーザーが求めている情報を書いて」と言っても、書くのは自分の伝えたいことになってしまう。
キーワードが重要なので「ユーザーが困ったり悩んだ際に使うキーワードを探して」と言ってもやらない。
いや、正確には”やれない”ですかね。
キーワードは考えるのではなくて選ぶ
ロングテールSEOで、ブログ発信者と検索ユーザーをつなぐキーはキーワードだけです。
だから、めちゃくちゃ大事です。
検索キーワードをブログのタイトルに含めたり、最初の文章の出だしを要約にしてその文章内にキーワードを含めないと検索でヒットしません。
それと、キーワードは頭で考えるものではありません。
現在検索において”使われているキーワード”の中から選ぶのです。
ロングテールSEOはキーワードドリブン
ロングテールSEOは、「キーワードドリブン」と言えます。
“Keyword Driven”ですね。
今、「○○ドリブン」という言葉がマーケティング界で流行っています。
- イベントドリブン
- データドリブン
- デザインドリブン
などあり、今後も増えてきそうな情勢です。
ただ、流行っているのには理由があります。
ちなみに、私はIT技術者出身です。
「イベントドリブン」って、元はIT用語です。
そのため、イベントドリブンという用語は普通に使っていたので、今マーケティング界で使われ始めても自然に理解できます。
例えば、イベントドリブンというのは、イベントが発生したタイミングで起動するって意味です。
起点がイベントです。
そもそも、イベントという意味が分かりにくいかもしれませんのがそこはスルーして下さい。
理解してもらいたいのは、何かを起点にして、つまり、きっかけにする。
そして、そこから”始める・発想する・動き出す”ってことです。
検索キーワードからdrivenする
そう考えると、”キーワードドリブン”は分かると思います。
検索キーワードから始めるのです。
キーワードを決めて、そこから”起動”してブログのネタを考えるのです。
だらら、決して自分の書きたいことを書くのではないです。
手順としては、今まで何度もご紹介したとおりです。
まずは、そのキーワードでGoogleで検索します。
その検索結果が模範解答ですから、そのページをみて今どんなニーズがあるのかをリサーチします。
そして、自分の頭の中にある情報でも同じようなことが書けるなら、それをアウトプットして自分の言葉で記事を書く。
そう考えると、やることは至ってシンプルです。
ビジネスにセンスが必要なくなった
昔のビジネスは、経験とか勘とか、いわゆるセンスでユーザーが望む商品・サービスを提供していたんです。
そして、それが当たった人が成功した訳です。
昔と今の違いは、インターネットを含めたITのおかげでドリブンの起点となるデータがあるんです。
だから、マーケティングの世界で「○○ドリブン」という用語が流行っているのです。
そして、SEOでは”検索ワード”という超正確なデータがあります。
ですから、ロングテールSEOでヒットする記事を作るためのセンスは要らないんです。
ある意味便利な世の中になりました。
間違いなく行動すればビジネスで失敗する可能性がとっても低い時代です。