実践したのが遅すぎて手遅れでした。

1年ほど前に、Kindleブックを使ってメールアドレス(リスト)を集めるノウハウが書かれた本を買いました。

いつか実践しようと思っていたのが、ようやく実施したのが2週間ほど前です。

結果としては、既に使えないノウハウとなっていました。

今回お伝えしたいのは、小手先のノウハウというのは賞味期限が短くてすぐに使えなくなるということです。

本のノウハウが使えなくなった理由は、ノウハウが広まった時点で多くの人が一気に実行したことが原因だと思います。

一般的に、実行された側はその内容に問題と感じた場合は対策を打ってきます。

今回は、実行された側に手を打たれていました。

本で紹介されていたノウハウの肝は、Kindleブックを0円で販売するというものです。

0円、つまりタダだからたくさんダウンロードされてランキングも上がってリストがたくさん獲得できるという目論見です。

有料で販売してもそこそこは効果がある方法ですが、本の趣旨としてはダウンロード数が全然違うのでやはり0円戦略がいいという結論でした。

Kindleブックは、基本的には0円では出版できませんので、裏技を使って0円にします。

その方法が、楽天Koboで先に同じ電子書籍を0円で販売して、Amazonのプライスマッチという仕組みを使うというものです。

今回の場合は、Koboさんが対策を既に打っていました。

対策の中身は、書籍の中で”何かを勧誘してはいけない”というものです。

Kindleブックからリストを集めようとすれば、当然ながら本の中にメールアドレス登録ページへの誘導URLを表記する必要があります。

ところが、Koboの規約としてこの行為を禁止していたのです。

もともと禁止していたのか、最近審査が厳しくなったのかは定かではありません。

いずれにしても、今回私が作った電子書籍は楽天Koboの審査は通りませんでした。

今回のやり方は、Koboさんにとっては迷惑だったようです。

踏み台にしているとも言えるノウハウだからかもしれません。

ただ、個人的には、楽天Koboの書籍数も増えるし悪い話ではないように思っています。

話は戻りますが、今回の件は、実際に自分で出版して初めてわかったことです。

つまり、実践したからこそ結果がわかったのです。

偉そうに聞こえるかもしれませんが、何ごとも実践してみないと分からないと言うことをお伝えしたかったのです。

ちなみに、今回の作業に私が費やした時間は最小限です。

理由は、実践するのがちょっと遅すぎたと感じていたので、ノウハウが使えなくなっている危険を感じていたからです。

そして、その予想は当たりました。

ちなみに、こちらが今回私が出版したKindleブックです。

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