ToDoリストのツールの性能が上がっても消化効率は上がらない

ToDoリスト使ってますか?

PCが一般化してToDoリストが電子化されてから久しいです。

そして、スマホのアプリになって種類も一気に増えて使い勝手も劇的に向上した気がします。

ただ、不思議なことがあります。

私のToDoリストは一向に消化スピードが上がらないのです(笑)

もしかしたら、あなたも同じかもしれないですね!

ToDoリストの使い勝手が便利になったのは、登録のしやすさやアラーム設定ですね。

ToDoリストの消化効率を上げるのはアプリでは無理なようです。

当たり前ですよね、作業するのはアプリではなく私たちです。

未消化のToDoからエネルギーを吸い取られる

最近思うことがあって、消化していないToDoがあるとそれにエネルギーが吸い取られている気がします。

以前同じような話を聞いたことがあります。

本棚に読んでいない本があると、その本にエネルギーを吸い取られるという話です。

本棚に読んでいない本がある場合は、さっさと読んでしまうか、あるいは処分してしまう方がいいということです。

もちろん、それ以前に自分のキャパを超えた数の本は買わないことが大前提だと思います。

そうは言っても、ついつい「積ん読」してしまうのはなぜなんでしょうか?(笑)

話が逸れましたが、個人的には未消化のToDoの方がエネルギーの吸い取られ方が強烈な気がします。

なんとかこの状況を改善したいとずっと思っています。

では、どうすればいいのか?

ToDoの場合は、本とはちょっと話が違います。

そもそも”やるべき事”として発生する訳ですから、買う買わないで判断する本とは違います。

また、既にToDoになってしまっているものを捨てる訳にもいきません。

ToDo化する数を減らす工夫をする

先日ネットで見つけた記事からヒントを得ました。

ポイントは、ToDo化の数、つまりToDoとして書き込む数を減らすということです。

今の時代の大きな問題(?)の1つは、アプリなどのToDoリストツールの性能が高すぎることです。

そのため、新しいToDoがとても登録しやすいという問題があります。

だから、無駄なことまでToDo化してしまう訳です。

そこで、ToDo化する前に、その場ですぐやってしまう、あるいは処理してしまうのが解決策になります。

「やる」は、自分で作業するという意味です。

「処理する」は、自分ではやらない、具体的にはやらないと決める、あるいは他人に振るです。

すぐ「やる」場合は、そのToDoが短時間でできる作業であることが前提です。

そして、今やっている作業を中断する必要があります。

やっている仕事の種類にもよりますが、今やっている仕事を中断するというのはなかなか難しいものです。

ただ、私もそうですが、実際にやってみればそれほど難しい作業ではないような気がします。

もちろん、本当に集中している場合はそれを中断してまでやる必要はないと思います。

その場合は、ToDoリストに入れておけばいいのです。

逆に考えると、本当に集中していることは一日の中でそんなに多くありません。

つまり、中断して作業できるようになるのはそれを習慣化できるかどうかにかかっています。

後回し癖をなくせばToDoの数は減る

実は、安易なToDo化の本質とは、作業の後回しであることに気づきました。

後回しの癖をやめることが無駄なToDoを増やさないポイントということになります。

次に「処理する」場合のポイントは、何でもかんでも自分で抱え込まないということです。

自分でやるべきかどうかの判断をするということです。

頼まれたことを相手にやってくれと返すケースもありますから簡単ではないこともあると思います。

ただ、”やるべきこと”は双方にとって早く終わった方がいいわけですから、そこは毅然とした態度で対応すべきなのだと思います。

そうは言っても備忘録としての価値は高い

ところで、やるべき事がすべてToDoリストの中に入っているという安心感は捨てがたいものがあります。

その大きな利便性を捨てる必要はないと思います。

思いついたタイミングでどうしてもその場で処理できなことは多々あります。

例えば、運転したり電車などで移動している場合や、お風呂に入っている場合もそうです。

そういった場合の備忘録としてToDo化を躊躇する理由はないと思います。