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墨田区の「ごみ分別案内ボット」
「自転車のライトってどうやって捨てるの?」
ごみを捨てる際の分け方ってわかりにくくないですか?
以前、私は大規模マンションに住んでいたことがありました。
その際は、清掃係として働いている方がいらっしゃっいました。
ですので、ゴミ置き場に適当に置いておけば、その方が適切に分別してくださっていたので楽でした。
ただ、大半の人がそういう環境にはいないので自分で分ける必要があります。
今の私も自分でゴミの分け方を考える必要がある。
ところが、最近のごみの分別の仕方は非常に複雑でさっぱりわからない。
マジメな人はわからない場合は逐一自治体に問い合わせているのでしょう。
ただ、自治体の方もそのような対応で人手を割くのはばかばかしいわけです。
人工知能な時代には、人がやらなくてもできる仕事になるのです。
こういう仕事こそ人工知能にやらせましょうということで、墨田区は「ごみ分別案内ボット」を運用を開始しました。
”ボット”というのは、語源がロボットでプログラムで自動実行してくれるのもの総称です。
”チャットボット”は、人とメッセージのやりとりを自動的にしてくれるプログラムです。
最近では、人工知能(AI)が使われるようになってきています。
墨田区の「ごみ分別案内ボット」の場合は、チャットで「自転車のライト」と入力すると、「燃やさないゴミ」という回答をくれる訳です。
さて、墨田区はこの仕組みをどうやって導入したのでしょうか?
人工知能と聞くとすごく高度でお金がかかっているように感じると思います。
墨田区って、このようなチャットボットを導入するためのお金の余裕があったのでしょうか?
チャットボットの開発は低予算で可能
私の推測ですが、ほとんどお金はかかっていないはずです。
実は、チャットボットというのは、Webアプリケーションの一種です。
Webアプリケーションというのは、分かりやすく言えば、スマホのアプリのようなものがインターネットの向こう側にあるということです。
そして、利用者がインターネットのこちら側にいて、向こう側にあるアプリを複数の人間で使うと言うことです。
このWebアプリケーションの開発のための開発環境というのがあってそれを使えば簡単にできてしまうわけです。
人工知能と言っていますが、その中身はピンキリであって、この程度のチャットボットなら楽勝で開発できる訳です。
人工知能は人のデメリットにはならない
ちなみに、人工知能と聞いて映画「ターミネーター」のスカイネットする人が多いと思います。
ただ、今の人工知能がどんなに発展しても、スカイネットのように自ら意思を持って行動するなんてことはありません。
そして、よく人工知能が人の仕事をどんどん奪っていくという話がありますが、奪っていくのは人がやるべきではない仕事がほとんどです。
つまり、人工知能は仕事を奪う悪ではなくて、人が人間らしく働くための手助けをしてくれるものです。
組織力がなくても個人で人工知能できるChatfuel
ところで、Webアプリケーションがいくら容易に開発できるとは言っても、やはりそれなりの組織でないと気軽には無理です。
中小零細企業や個人事業では、よほどニーズが明確でない限りは、気軽にWebアプリケーションまでは手が出せません。
ただ、すごく簡単に人工知能によるチャットボットの仕組みを立ち上げる方法があるのです。
もちろん、Webアプリケーションの開発などは全く不要です。
それは、『Chatfuel(チャットフール)』を使ってFacebookメッセンジャーbotを立ち上げる方法です。
Chatfuel(チャットフール)には、元々人工知能(AI)が組み込まれています。
ですから、設定の仕方は簡単で”キーワードとその答えの組み合わせ”をどんどん登録すればいいだけです。
後は、人工知能さんが勝手に入力されたキーワードから最適と言える答えを表示してくれるのです。
私が作ったChatfuelの使い方をまとめた動画を無料でご利用いただけます。
こちらのURLから入手できる動画は、リストマーケティングの仕組みを構築する方法をまとめたものです。
ChatFuel(チャットフール)でFacebookメッセンジャーbotを作る方法をまとめた動画プレゼント
ただ、中には”キーワード応答”の話もしているのでその部分だけ参考にしてもらえばいいかと思います。
中小零細企業や個人事業ではどういったアイデアがあるでしょうか?
例えば、よくある質問とその答えをまとめるだけでも意味があるかもしれませんね。
いずれにしてもアイデア次第ですし、何よりも新しいことをやっていると目立ちます。
ピンと来た人は、是非トライしてみてください。