「IFTTT」というWebサービス

とりあえず使ってもらいたい機能はSNSへの自動投稿です。

でも、もっとポテンシャルが高いというか面白いWebサービスなんです。

「IFTTT」というWebサービスなんですが、”IFTTT”と書いて”イフト”と読みます。

スマホのアプリでも操作可能です。

プログラミングを少しでもかじったことのある人ならわかると思いますが、

>> IFTTT = if this, then that

ということです。

もし(if)これ(this)なら(then)あれ(that)という意味です。

この頭文字を取って”ifttt”としているわけです。

このサービスのコンセプトとしては、

>> IFTTT helps your apps and devices work together

なので、”アプリとデバイスが共に活動することを手助けする”って感じですね。
(翻訳が拙くて申し訳ありません。)

IFTTTで何ができるのか?

アプリと言うよりは、どちらかというとネット上のWebサービスというのが正確です。

例えば、Facebook、Twitter、Evernote、Instapaper、もちろんメール送信も含まれます。

そして、自分で立ち上げたWordPressサイトも使えます。

デバイスは、スマホはもちろん、スマートスピーカー、照明や掃除機などの家電です。

これらをIFTTTを使って”もしこれがこうなったらこうする”という感じでプログラミングする訳です。

IFTTTでは、こういったプログラムのことを”レシピ”と呼んでいます。

IFTTTはWebサービスなのでPCのブラウザからも設定可能ですが、スマホのアプリで使われているケースの方が多いみたいです。

今は何でもスマホアプリな感じで時代を感じますね。

レシピでSNSに自動投稿する

個人的に、すぐに使っていただきたいレシピが、

>> もし、WordPressに投稿したらFacebookページにも投稿する

というレシピです。

加えて、Facebookページだけでなく、Twitterにも投稿可能です。
(恐らく、それ以外もレシピを使えばいろいろできるはず。)

現状はJetpackプラグインぐらいしかない

WordPressのプラグインでこれを実現しようとすると、現状はJetpackプラグインを使うのが現実的です。

ただ、「WordPressオンライン講座」のTips動画でもご紹介していますが、正直Jetpackは機能が多すぎていろいろな意味で重たいのです。

デフォルトでインスト-ルすると不要な機能が勝手にインストールされるので、PCが苦手な人にはありがた迷惑になります。

ただ、そうは言ってもプラグインを使ってWordPress投稿をSNSに自動投稿するには他に選択肢がありません。

そこで私も仕方なく、このJetpackをみなさんに薦めてきましたし、自分でも使っているのです。

嫌いじゃないけど脱Jetpackプラグイン

ところが、最近になってIFTTTで”ブログ記事のSNSへの自動投稿”が実現できることが分かったのです。

そこで、今回はそのことをシェアさせてもらおうと思ったわけです。

別にJetpackが嫌いな訳ではないのですが、念願の脱Jetpackが可能になりました。

そこで、私は今後はJetpackではなくて、IFTTTを使った方法をオススメすることにしています。

子供にいいかものIFTTTのレシピ

これ以外にも、レシピを駆使するといろいろなことができます。

プログラミングですからある意味では万能なはずです。

ただプログラミング言語は使いません。

あくまでも、”もし(if)これ(this)なら(then)あれ(that)”のシンプルな条件分岐です。

なんちゃってプログラミングをするには最適です。

そして、子供さんにやらせるのが面白いと思っています。

ゲームよりもこっちにハマる子供がいたらIT技術者の才能があるかもしれませんね。(ちょっと大げさか)

スマートスピーカーとIFTTTの相性がいい

ところで、私はこの「IFTTT」についてはずいぶん前から知っていました。

ただ、当時はスマホにアプリをインストールしただけで使わずにいました。

便利そうだけど、その頃はいい用途がひらめかなかったのです。

それが急に思い出したように使った理由が、今は待っている「Amazon Echo(Alexa)」なのです。

Amazon Echoを活用するためにいろいろ調べているうちに、IFTTTがスマートスピーカーと連携して使えることを知ったのです。

そして、IFTTTの設定の仕方を調べている過程でWordPress投稿をSNSに自動投稿できることを知ったのです。

ちなみに、IFTTTのおかげでAlexaに「ToDoを追加して」とお願いすると、私が普段使っているToDoサービスである「todoist」に追加されるようになりました。

設定しないとAlexaの標準ToDoに追加されるのですが、IFTTTを使って設定すると自分が使っているToDoサービスに連携されるのです。

これってすごくないですか?

私はかなり感動してしまいました(笑)

機能が多いので用途を絞り込む

ところで、Jetpackもそうですが、最近のWebサービスとかアプリは機能が多すぎますね。

いろいろできて、何でもできるのでついつい目移りしてしまいます。

情報過多で情報の洪水の時代と言われますが、自分のやりたいことに集中して絞り込んで活用したいところです。

私がIFTTTを使っている用途は現時点では2つだけです。

1つは、WordPress投稿をSNSに自動投稿させることです。

そして、もう一つは、スマートスピーカーのAlexaでToDoを追加したらtodoistに追加させることです。

これだけでも十分で大満足です。

もちろん、遊びで使うには面白いですからIFTTTでできることをいろいろ試してみるのは悪くないと思います。