無料オファーをワンソースマルチユースする

苦労して作ることになる無料オファーを8倍活用する方法をご紹介します。

8倍というのは適当な数字ではなくて本当に手段が8種類あるのです。

見込み客集客のオファーとして作った「無料コンテンツ」を徹底的に利用しましょう。

”ワンソースマルチユース”という考え方で、1つのコンテンツを複数のあらゆる方面に展開します。

本当に価値のあるコンテンツを準備する

大前提として、無料コンテンツを本当に価値の高い有料でも十分に売れるコンテンツにしておく必要があります。

ただ、既に今の時代は、価値のないコンテンツをオファーとして見込み客を集めても定着しない時代になっています。

仮に、キャッチコピーやコピーライティングでうまく騙せたとしても意味がありません。

なぜなら、提供している無料コンテンツで満足を得られなければ優良な見込み客にはなっていただけないからです。

結論としては、オファーに使う無料コンテンツ作りには相当の労力を費やす必要があります。

そう考えると、例えば電子書籍であるPDFファイルだけで提供するのはもったいな過ぎるという話になる訳です。

これがマルチユースすべきという理由にもなります。

そして、マルチユースにすることで集客のチャネルが増えます。

結果として、いろいろな種類のターゲットにリーチできるという利点もあります。

マルチ展開する8種類の方法

よく用いる見込み客集めの方法としては、無料コンテンツを電子書籍のPDFファイルで作ってそれをダウンロードしてもらう方法があります。

そこで、この電子書籍をどのようにマルチユースできるか考えてみます。

例えば次のようなチャネルやメディアに展開することが可能です。

  1. ブログ
  2. Kindle本
  3. YouTube動画
  4. Udemy
  5. note
  6. ココナラ
  7. タイムチケット
  8. Podcast

これらで具体的にどのように展開するのかご紹介していきます。

●ブログ

電子書籍の内容をそのままブログでアップして公開する方法です。

無料コンテンツにはボリュームがあるはずですので、ブログ記事としては何本かに分けることになります。

ただ、同じコンテンツをブログに公開してしまっていいのかという話があります。

せっかくダウンロードしてくれた人に対しての「裏切りにはならないのか?」とお考えになるかもしれません。

これは考え方次第ですが、まとまったPDFとして作成している時点で”価値”になっていますから私はアリだと思っています。

どうしても嫌な場合は、ブログでの公開はやめてもいいかもしれません。

ただ、複数のブログ記事としてアップしていれば、記事の内容に価値を感じた人はまとまっていて読みやすいことに価値を感じるはずです。

そこで、”この記事がまとまったPDFがダウンロード可能です”とオファーすれば反応する人がいると考えられる訳です。

●Kindle本

全く同じ内容をKindle本としてAmazonに出版します。

ここでのポイントは、このコンテンツが無料ではなく有料になると言うことです。

価格は、利益を出すことが目的ではありませんから最低価格の99円で十分です。

Kindle本の中では、見込み客になってもらうためにメルマガやステップメールへの登録を促します。

そして、実際にやってみると分かりますが、有料で買ってくれた人の方が優良な見込み客になってくれます。

●YouTube動画

コンテンツの内容を動画にしてYouTubeにアップします。

YouTubeの説明欄を使って、見込み客になってもらうためにメルマガやステップメールへの登録を促します。

動画と聞いて難しいと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、さほど難しくはありません。

パワポ(macならkeynoteなど)でスライドを作って、それを流しながらあなたの声でコンテンツの説明をするだけです。

あえて顔を出す必要もありませんし、やってみると思いの外簡単に作れます。

それ以上に、その動画を見ている人はわかりやすいのであなたが作ったコンテンツの価値を感じてくれるはずです。

動画撮影と編集のオススメは、「Camtasia」というソフトを買ってもらう方法です。

ただ、無料のソフトでも画面の録画は可能です。

●Udemy

Udemyは、オンライン学習のプラットフォームです。

動画をアップしておけばいいので、YouTube用に作った動画をそのままアップすれば商品が完成します。

つまり、YouTube動画を作った場合は、Udemyも使わない手はないという話になります。

ここでも稼ぐことが目的ではないので、低価格でなるべくたくさんの人に使ってもらえるようにします。

言うまでもなく、見込み客として登録してもらう仕組みを用意しておきます。

●note

noteとは、ブロガーがよく使っているサービスで自分のコンテンツを気軽にアップしてそれを有料販売もでいるプラットホームです。

ご存じない方は一度覗いてみてください。

今回ご紹介している方法の中で、一番手軽に使えて効果が出やすい方法だと思います。

ここで、”有料ノート”を作るのですが、作り方は簡単で”テキスト”を選んで作成した無料コンテンツを貼り付けるだけです。

そして、価格ですが、Kindle本と同じで稼ぐのが目的ではないので最低価格である100円で販売します。

テキストの中で、見込み客になってもらうためにメルマガやステップメールへの登録を促します。

ちなみに”無料ノート”にしてもいいと思いますが、有料にする方が圧倒的に優良な見込み客になってもらえる可能性が高いです。

それにせっかく作った渾身のコンテンツを無料で公開するのはさすがにもったいないです。

パクられて流用されるリスクも高まりますので、やはり”有料ノート”の方がいいと思います。

noteは使い勝手がいいので、自分の持っているコンテンツを片っ端からアップして100円で販売しておくのもいいかもしれません。

●ココナラ

ココナラは、「知識・スキル・経験」などのフリーマーケットです。

ですので、商品としてはあなたのアクションになります。

つまり、電子書籍のようにポンと送れば済む話ではないでの少々面倒です。

ただ、先方とコンタクトすることになりますので、優良見込み客になってもらえる可能性が高まります。

やり方としては、無料コンテンツの”とっかかりとなる部分”を直接指導する形で商品化し低価格で販売します。

そして、”特典”あるいは”有料オプション”として、無料コンテンツをお渡しするという形態がいいと思います。

●タイムチケット

タイムチケットとは、自分の時間をチケットとして販売できるサービスです。

また、”時間”ではなく、”定価”として”コース”として販売する形態もあります。

ココナラと同様に、売るのはアクションですので、電子書籍のようにポンと送れば済む話ではないでの少々面倒です。

商品化の方法は、ココナラと同様で、無料コンテンツの”とっかかりとなる部分”を30分で指導する形で商品化し低価格で販売します。

タイムチケットの方は、”時間”売りなので、時間内で説明できなかった場合に利用者は追加課金を払うことになります。

ただ、できれば追加料金は払いたくないと考えるはずでしょう。

そこで、「続きはコンテンツがあるので読んでください」といって渡すのがいいと思います。

お渡しするコンテンツには、メルマガやステップメールへの登録を促されているので見込み客となってもらえる可能性が高まります。

●Podcast

Podcastとは、ネットラジオのことです。

iTunesに含まれるサービスの1つですのでご存じの方も多いと思います。

個人でも無料で使えて、自分自身のラジオ番組を持つことができます。

ラジオ番組を配信することになりますが、やることは音声コンテンツを分割して配信するだけです。

音声コンテンツは、無料コンテンツをベースにして新たに作っても良いですし、動画を作っているならその音声だけを切り出してもいいと思います。

ラジオなので、ずっと更新しなければならないかというとそうでもありません。

最初の無料コンテンツをいくつかに分割してアップした後は放置してもいいと思います。

もちろん、新たなコンテンツを作る度にそれを細分化してアップするのはいい方法だと思います。

ちなみに、Podcastはライバルが少ないので、ジャンルによっては高い反応が取れる可能性を秘めています。

ただ、問題があってリンクを設定することができません。

つまり、Webページへの誘導ができないのです。

そこで、音声でなんとかWebページに誘導する必要があります。

音声中でURLを読み上げて紹介する方法もありますが、ベストなのは「●●」で検索してくださいです。

逆に言えば、「●●」で1位に表示されるページを作っておく必要があります。

ただ、これは言うほど難しくはなく、固有名詞を組み合わせて使えば比較的簡単に実現可能です。

他の方法もあり今後も新しく登場する

以上、こんな感じでいろいろなサービスでマルチユースすることが可能です。

今回ご紹介したメディア、サービス以外にも使える方法があると思います。

また、今後も新しいサービスやメディアが登場することになると思います。

その際に、すべてのメディア・サービスを使う事で苦労した作った無料コンテンツをたくさんの人に受け取ってもらうということです。

使える方法はすべて使うと言うことですね。

すべてのコンテンツをマルチ展開する

また、更に、この方法はメインとなる無料コンテンツだけではなく、追加のプレゼントや商品・サービスに付ける特典として作ったコンテンツについても同じことが言えます。

せっかく作ったコンテンツですから、1つの用途にだけ利用するのではなく上述したチャネルで複数展開しないともったいないということです。