集客のためのSEOブログの書き方を工夫すると、同時にあなたの専門化としての力を向上させることも可能です。他のSEOブログと差を付ける方法としては、他人への取材、メディアの横断検索、論文の利用などがあります。
今さらですが、ブログといっても日記ではありません。
また、あなたの専門化としての力を向上させる書き方があります。
正確には、専門化として必要な知識に足りていないピースを埋められます。
そして、専門化としてまだまだ未熟と思っている方も今回の話の対象になります。
もちろん、集客のためのSEOブログとしてももちろん機能します。
お役立ちブログを書く2つのメリット
まず、①専門化としての知識を整理できるです。
あなた、御社は、商品・サービスを提供する側として、それらに関する知識を持っていること、そして詳しいことは当然です。
ただ、現実問題として、今お持ちの知識には以外と足りないピースがあるはずです。
足りないというと言い過ぎかもしれません。
あいまいになっている知識、勘違いしている知識という表現の方が正確かもしれません。
お役立ちブログを書く課程で、その知識への理解が中途半端ですと、アウトプットができないことに気付きます。
つまり、この作業をすることで、自然と曖昧になっている箇所が明確になります。
また、知識の棚卸し作業にもなるため、新たなサービスなどを思いつくきっかけにもなります。
次に、②見込み客の悩みを解決するページから集客ができる、です。
お役立ち情報とは、言うなれば見込み客様の疑問・悩みに対する答えです。
人は自分が疑問に思っていること、悩んでいることに、プロの立場として明確に応えてくれる人に自然と好感を持ちます。
そして、そういった人達の中には、疑問・悩みを完全に解決する商品・サービスがあるならそれを利用してみようと考える人も一定数必ずいます。
これが、お役立ち情報からの集客の構造の本質です。
見込み客様は、疑問・悩みをネットで検索して解決しようとします。
つまり、その検索結果にあなたが作ったお役立ち情報が表示されれば集客につながるということになります。
お役立ち情報ネタの探し方
では、その肝心のお役立ち情報のネタを探すにはどうすればいいか、です。
今回は、大きく2つの方法をご紹介します。
まず、①同業他社のWebページを見て、ノウハウの項目をリストアップする、です。
例えば、「類似商品との違い」「他社より安くできる理由」など、見込み客様の疑問や悩みに答えているようなコンテンツをリストアップして参考にします。
もちろん、FAQなども参考にします。
次に、②悩み=検索ワードをリストアップする、です。
見込み客様は、疑問や悩みを検索して解決しようとしますが、この検索ワードが疑問や悩みそのものになります。
そこで、検索ワードをリサーチするのですが、この際に私たちが想像で検索ワードを考えるのではなく、実際に使われているワードをリサーチします。
その際に、いろいろなツール・サービスが使えますが、例えば”ラッコキーワード”というのもオススメです。
お役立ち記事の書き方
次に、実際の記事の書き方です。
まず、①の方ですが、リサーチした同業他社のノウハウが書かれているページにある”項目”をリストアップします。
項目は、リストになっていたり、見出しなっていると容易に抜き出せるはずです。
もし、そのような記述になっていない場合は、ご自身でキーワードを抜き出します。
項目、キーワードが抜き出せたら、その応じた内容をあなたの頭の中にある情報を使ってアウトプットしてください。
この際に、リサーチした他社のページを真似ることはしません。
まずは、自分の頭の中にある情報だけを使ってアウトプットしてください。
一通り自力でのアウトプットが終わった後に、参考として見る分には問題ありません。
その際に、足りない情報などを見つけたらヒントにして追記して下さい。(この際もコピーなどはしません。)
次に②の方ですが、これはリサーチして見つけた検索ワード(疑問・悩み)で実際に検索をしてみます。
そして、検索結果として表示された上位10記事を表示して、その記事の目次(見出し)をリストアップします。
恐らく、その見出しは同じようなものが多いはずなので、全体的に再構成して作り直します。
その後、それぞれの見出しに対して、先と同様に、自分の頭の中の情報を使ってアウトプットしていきます。
また、同様に、書き終えるまでは元記事の内容は見ないでください。
最後に、この作業を終えた後に、オリジナル性を更に高める方法があります。
ちょっと大変ですが、この作業をやるかやらないかで、他のページとの差が付きます。
つまり、他のページの上を行く上位表示への原動力となります。
逆に言えば、ここまでの作業で終えていると上位表示される可能性は低いとも言えます。
さらに、最初のお伝えした目的であるノウハウを蓄積するという目的面で言えば、この工程をやらなければ新たなノウハウは蓄積できません。
つまり、この作業は、あなたのノウハウを更に強固にして、その道のプロとして更に向上するために行う作業とも言えます。
それでは、オリジナル性を追加するための方法として2つご紹介します。
①人から取材する
もし、あなたのビジネスの師匠、あるいは、知り合いにその道の権威がいらっしゃるならこの方に取材をしてください。
取材内容は、もちろん、これまでに抽出した”疑問・悩み”に対しての答えです。
恐らく、あなたがアウトプットした以外の情報をもらえますので、それを記事に追記してください。
取材は、直接会う必要はなくて、電話やメールで十分ですが、お礼が必要と思われる場合は投資と考えてお支払いすべきだと思います。
ちゃんとお礼をしておけば、次のお願いがしやすくなります。
②メディアから取材する
メディアとは、本、雑誌などのことです。
まず、本ですが、Amazonでキーワード検索して参考となる書籍を探し、片っ端から購入して読みます。
そして、得られた知識をアウトプットします。
書籍代もかかりますし、読む時間もかかりますから、結構な投資になります。
ただ、ここまでやって初めて差が付くと考えてください。
次に、雑誌ですが、こちらはよりお手軽な方法ですので、ほぼ確実にやってください。
dマガジンなどの月額サービスを使うと、雑誌を個別に購入することなく、さまざまな種類の雑誌を非常に安価に読むことができます。
また、dマガジンの場合はアプリを使えば、雑誌の横断検索も可能です。
横断検索で見つかった記事をすべて読んで、そこから知識を得ればいいので非常にお手軽にできる作業です。
最後に、可能であれば論文まで手を出して欲しいです。
論文の情報は、他のメディアに比べて圧倒的に新しい情報になります。
そのため、こういった最新情報を取り込めると圧倒的な差が付けられます。
論文は、公開されていて無料で読めるものをリサーチするだけでも十分価値があると思います。
論文のリサーチの具体的な方法については、また別の機会にご紹介したいと思います。