バズった実績のあるタイトルを参考に、これから書くブログのタイトルを先に決めてから執筆を始めることにはメリットがいくつかあります。まず、書くべき内容が明確になり、これまでよりも高いモチベーションで書け、執筆で燃え尽きてタイトルが手抜きになることを防げるとうことです。

ある意味では、なぜ、今まで思いつかなかったか?

今回お伝えしたいのは、そんなアイデアをです。

従来のブログの書き方は、なぜか内容を作ってからタイトルを作るという順番が当然とされてきました。

私自身もこの順番にまったく疑問を感じていなかったのです。

ただ、よく考えてみればタイトルから始めるのもありだし、こっちの方がいいかもと思ったのです。

✓バズるタイトルとは

今回の内容は、『超ライティング大全』という本を読んでいて、その6章”PV数がケタ違いに上がる!「バズるタイトル」の作り方”を読んでいてひらめきました。

『超ライティング大全』
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文字通り、バズるタイトルが29種類紹介されていました。

これまで、キャッチコピーの例が紹介されている書籍はよく目にしてきました。

ただ、このようにタイトルの例がとまっているものはあまり見た記憶がないかもしれません。

そして、今回ご紹介したいのが、タイトルを先に決めて、それに見合った内容を執筆するというSEOブログ執筆のアプローチです。

しかも、そのタイトルの作り方にポイントがあります。

それは、バズった実績のあるタイトルを参考にするということです。

また、キャッチコピーの話に戻りますが、私はキャッチコピーについては、自分で考えるのではなくて、他人が作った実績のあるキャッチコピーを真似てつくるようにと言ってきました。

理由は、シンプルで、その方がうまくいく確率が断然高いからです。

そのようなことを伝えてきた割には、なぜかタイトルについては、真似ることについてほとんど言及してこなかった気がしています。

なぜもっと積極的にこの方法を取らなかったのか自分でも不思議に思っています。

検索結果に表示されるブログのタイトルは、キャッチコピーそのものですから、全く同じように作ればいいわけです。

✓見本となるタイトルの探し方

ところで、タイトルについては、今回ご紹介した本以外にも探せばタイトルの例が載っている本が見つかると思います。

そこで、本以外で、オススメのバズるタイトルの探し方をご紹介します。

それは、”はてなブックマーク”を使う方法です。

はてなブックマークとは、オンラインブックマークツールで、自分が気に入ったWebページをクラウドに保存しておくためのツールです。

すべて、自分のブラウザのお気に入りに入れてしまう人もいますが、オンラインの方が何かと便利なので使っている人が多いです。

いずれの場合も、こういったお気に入りされるWebページは、”読みたい”と思われたページになります。

そして、今すぐ読めないので、あるいは、後でじっくり読みたいので、ブックマークしておくと言うことです。

つまり、はてブされた回数が多いWebページは、少なくともタイトルについては既にバズったタイトルということになります。

それでは、このはてブからバズったタイトルを取得する手順をご説明します。

まず、はてなブックマークのサイトで、メインキーワードでいいので検索をしてみてください。

例えば、「wordpress」と入れます。

検索結果が表示されたら、次がポイントです。

左の「並び順」を”人気”に変えます。

そうすると、文字通り人気順で過去にはてブされたWebページが表示されます。

ブックマークされた数も表示されます。

バズった順番にWebページが並んでいますので、これらのタイトルを参考にすればいいわけです。

次に、タイトルを参考にして自分の記事のタイトルを作るときの注意ですが、検索キーワードを入れるのを忘れないということです。

また、他の動画でも何度かお伝えしていますが、検索ワードも自分で考えない、Googleサジェストキーワードのリサーチツールを使うということです。

リサーチツールは、「Googleサジェストキーワード」でググってもらえば見つかります。

”ラッコキーワード”さんなどがオススメです。

つまり、バズるタイトルの作り方の手順は、

①まずリサーチツールで検索ワードを決めて、
②バズるタイトルの例の中から適用できそうなタイトルを選び、
③そのタイトルにキーワードを当てはめて自分のタイトルを作る

という流れになります。

✓逆アプローチの利点

タイトルを先に考えてからブログ本文を書くという、従来とは逆のアプローチがいけるかもと私が感じた理由ですが、それは次のような3つの利点があると思ったからです。

①書くべき内容が明確になる

そのタイトルがバズった理由を考えれば、どうった内容を読者が望んでいるかが明確になります。

そのため、従来の読み手の疑問・悩みに答えるという文章を作る過程で、特に力を入れる箇所が明確になります。

②確実にニーズのあることが分かっているので高いモチベーションで書ける

これから書こうとしている内容に確実にニーズがあることが分かっているので、高いモチベーションで書けます。

逆に言えば、「こんな内容を読みたい人がいるのかな?」と言った疑問を持ちながら書く必要がありません。

つまり、ブレずに書けるので結果的によい文章になる確率が高いということです。

③執筆で燃え尽きてタイトルが手抜きになることを防げる

実は、これが最大の利点かもしれません。

今の時代のSEOブログを書くのは大変です。

ジャンルや選んだ検索ワードにもよりますが、文字数にして3000文字ぐらいは普通に必要で、5000文字ぐらいないと説明しきれない場合もあります。

そういった大作とも言える記事を作ってからタイトルを作るとなると、ほとんどのケースで本文の執筆で精根尽き果てしまいます。

ただ、タイトルを考える作業で手抜きしてしまうと、それまでの苦労が水の泡になるということなのです。

私は、この大問題については、クライアント様にも、またメルマガやブログやYouTube動画でも常にお伝えしてきました。

本文と同じぐらいのエネルギーを込めて、タイトル作りもやって下さいということです。

そこで、「1日空けて考えるといい」とか、少なくとも少し時間を空けて鋭気を養ってからタイトルの作成をしてくださいと伝えています。

ただ現実には、自分も含めて、そううまくいかないケースが多いです。

ついつい、結果的に、タイトルは手抜きになってしまいがちなのです。

そいう意味では、最初にタイトルが決まっていて、しかもそれがバズった実績のあるタイトルを参考に作っているとなると、ブログSEOの成功の確率がグッと上がるという確信を持てるわけです。

最後に、ブログの書き方ですが、あくまでもタイトルから作っているというだけであって基本的には従来と同じです。

具体的な手順は、こちらの動画で詳しく話していますので後ほどご覧ください。

https://youtube.com/playlist?list=PLbYLHE9CPzw2qkbDb7Xb5V7fnmRTLPjy-

概要だけお伝えしますと、まず、選んだ検索ワードで検索します。

そして、その検索結果に表示されて10のWebページをすべて開いて、見出しを拾い出します。

拾い出した見出しを再構成して、見出しに対して内容を自分の言葉でアウトプットします。