こんにちは、藤田です。
今回もメルマガをお届けします。
1. 友だちの作り方
今読んでいる本「ロングゲーム」から次の様なアウトプットをツイートしました。
【#読書アウトプット #ロングゲーム より】
本物の友情を育むには「時間」がかかる。カンザス大学のジェフリー・ホール教授の研究によると、単なる知り合いが友人と呼べるような存在になるまでには、約50時間は直接顔を合わせる必要があり、本物の友人になるにはさらに・・・— 藤田ひろし (@Jeter_kansha) January 20, 2023
この箇所を読んだときに私が感じたのは、この教授の言われるところの友情の定義と、その時間をどういった状況で過ごすかが不明だということを差し置いても、当たらずとも遠からずということです。
ただ、私は友だちの作り方を知っているので、この200時間が必要という考えには疑問を感じています。
200時間というと、1日2時間で毎週1回会うとの前提で計算すると2年ぐらいかかることになります。
もちろん、リアルで会う以外に今の時代ならメッセージやSNSでのやり取りやZoomなどのオンライン電話も使えるので、2年という時間はもう少しは短くなるかもしれません。
ただ、それでも私は友だちを作るのにこんなに時間がかかるとは思えません。
私は、以前「友だちの作り方」という内容で動画をアップしたことがあります。
もう古い動画なのでそれは観てもらわなくていいのですが、その動画の中でお伝えした方法をお伝えします。
秘伝という程の方法ではないのですが、多分あまりやっている人はいないはずです。
やっていない理由はシンプルで、人はみんな自己中だからです。
これは批判でなくて、私も含めて人と言うのは自分にしか興味がないということです。
人は自分に興味を持ってくれた人に好感を持ちます。
つまり、友だちになる方法というのは、こちらから相手に興味を持って接するということです。
すごくシンプルですが、私の経験上ではやっている人はごく一部です。
あなたがすごく魅力的な人で人気者なら誰からも興味を持ってもらえるでしょうが、そうでない人が大半ですからこっちから興味を持たないと話は進みません。
そして、実は、これだけで、と表現するのが正確かどうかわかりませんが、相手に興味を持つことだけで一方的な友だちにはなれます。
あなたが興味を持った相手に好奇心を持って接して、相手に共感を持てれば一方的な友情が成立します。
興味を持ってもらった相手も悪い気はしないはずなのであなたを拒否しないと思うからです。
そして、次の段階として、自分に興味を持ってもらった人は、自分に余裕ができるため、今度はあなたに興味を持ってくれます。
これで、双方が興味を持ち合うことができればよりよい友情になるわけです。
さらに、双方の価値感に共感し合うまでいけば親友になれるということです。
実は、この友だちの作り方の理論は私独自の理論というか勝手な考え方なのですが、けっこう自信を持っている考え方です。
なぜなら、私はずっとこの方法でやってきたからです。
あくまで自己評価ですが、誰とでもすぐに仲良くなれる方です。
私は、こういう理論で友情というか友だちの作り方を考えているので、時間はあまり関係ないと考えているわけです。
もちろん、多少の時間とか回数は必要ですが、どう考えても200時間も必要ありません。
2. キャリアドリフト
以前もご紹介した勝間和代さんがYouTubeチャンネルで定期的にやられている「勝間塾公開ライブ」ですが、そこから得た気づきをまた1つご紹介します。
勝間さんが塾生の質問に答える中で、「キャリアドリフト」という私が知らない用語を使われていたので調べてました。
質問への回答とキャリアドリフトの意味がわかって納得しました。
これがこれからの生き方の標準なのだろうとも感じました。
ググって出てくるのがこの説明です。
キャリアドリフトとは、流れに身を任せてキャリアを積むことです。 ドリフトには漂流するという意味があります。 自分自身のキャリアを事前に「こうありたい」という道筋を詳細に決めようとはせず、節目ごとに起こる変化を楽しみ自然の流れに身を任せるようにキャリアを楽しみます。
自然に身を任せるという表現が本質を突いていると思います。
逆に言えば、これまで、特に私たち世代、つまり終身雇用、あるいは1つの職種を務めあげることが美徳とされていた時代ではこういった考えは許されなかったと言っても過言ではないと思います。
たた、私たちの世代であっても当時から、自分のお金や地位の不安がなければ、みんな自然とこれをやっていたかもしれません。
そして、なぜだか今でも、日本の社会がこれを許していない、もちろん法律で規制されている訳ではないですが、実質的には許してもらえないような思想の刷り込みというか、同調圧力というか、もっと言えば社会の仕組みがあります。
ただ、こういった風潮ももう終わりです。
これからは誰もが自由になって、こういった自然な生き方になっていくように思います。
日本人は真面目なので、自然に身を任せる=ふらふらしている、と考えるかもしれませんが、本能に任せれば人間はそもそもふらふらする方が自然だと思います。
キャリアドリフトでは生活できないと思っている人にはこの生き方は恐いでしょうが、なんとかなるしその方が楽しいと思える人の生き方になると思います。
3. 競争はなるべくしない
今「うまくいっている人の考え方」というロングセラーをオーディブルで聞いています。
売れ続けている本だけあって示唆に富む記述が多いですが、その中で、改めて”競争はなるべくしない”というのがあったのですが、その考えが時代に追いついてきた気がしました。
気になる方は「36 よけいな競争はしない」と言う章に書かれていますので読むなり聴くなりしてみてください。
私たちは、なぜか幼少の頃から競争社会で生きるように仕向けられてきたので、少なくとも私は何の疑問も感じずに競争に身をおいて生きてきました。
私は、競争は成長につながるので有益だと本気で考えていました。
けっこう競争することも好きでした。
ですので、今はまったく無益だと思っていますが、そのことに気づいたのはけっこう最近のことです。
もちろん、考え方は人それぞれなので、競争が有益だという考え方を持っている人を否定する気はサラサラありません。
ただ、この本では、競争にはメリットがあるという考えを見事に論破しています。
たとえば、負けてしまう人が勝つ人よりもずっと多いように設定しているから、ということです。
そして、負けて気分がよくなる人などひとりもいない、ということです。
個人的には、これだけで十分に競争が無益だと理解できると感じています。
4. 1万人以上のフォロワーを持つInstagramアカウント
最近、ネット広告、特にGoogle広告がおかしいという情報が出回っています。
どうやら検索広告のボリュームが減ってきている、つまりGoogleで検索する人が減ってきているようなのです。
そして、検索広告に表示する期間が減っているため、これまでは表示されなかったような関係の薄いキーワードでも出稿されるような感じになっているみたいです。
平たく言えば、広告利用者が損をしているかもという話です。
Googleについてはネガティブな情報も多く、1月24日には、米司法省が広告事業で支配的な地位を乱用したということでグーグルを独禁法違反で提訴というニュースもありました。
また、ネット広告については、こういった品質低下の話以前に、ネット広告の費用が高すぎてもう個人や中小では使えないという状況にもなっていました。
こういった事情というか背景もあって、個人や中小企業の場合は、Instagramでの集客に注目しています。
私のクライアント様でもInstagramでの集客に本腰を入れるということでそのお手伝いをしています。
その業務の一環で、リサーチのために情報提供系のビジネスアカウントで、フォロワー1万超えのアカウントを選んで分析しています。
この分析をしてみて感じたことなのですが、フォロワー1万超えのアカウントには共通することがあります。
それは、一つ一つの投稿の品質が高いということです。
投稿というのは、インスタの投稿なので画像の品質と持ってもらっていいです。
私がみているのは情報提供系のビジネスアカウントなので、お役立ち情報も画像を使って伝えています。
そして、その情報提供用の画像がすごくキレイなのです。
つまり、いくら役に立つ情報だからと言っても、インスタの世界ではただ投稿すればいいというものではないということのようです。
美しさを前提とした高い品質が求められるわけです。
また、情報提供系のビジネスアカウントでありながらも、情報だけでなく同時にインスタらしい写真をアップしているアカウントが大半です。
そして、その写真も抜群にキレイなのです。
1万人以上のフォロワーを持つアカウントの場合は、写真の解像度、構図などどこを取っても手抜きがありません。
神は細部に宿ると言いますが、抜きんでるにはこういった部分が必要なのだと気づかされました。
Instagramでのマーケティングでは、定期的に投稿するだけでも大変なのですが、やるからにはここまで極める必要がありそうです。
5. 友だちの選び方
今度は、友だちの選び方です。
これは、ある有名YouTuberさんの動画で気づかせてもらったことのシェアです。
それは、ネット上のインフルエンサーを自分の友だちと思い込んで自分の身の振り方に活かすということです。
その前に、友だちの選び方、つまり普段付き合う友だちの選別の仕方についてのお話です。
以前どこかで聞いたことがあるのですが、オンラインでの交流も含めてで、ひとりの人が普段付き合える人の数というのは多くても15人ぐらいになるそうです。
この数を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、私はこれを最初に聞いた時は少ないかなと感じました。
ただ、よく考えてみて、確かに常時付き合っている人ってそれぐらいに収まるなとも感じました。
何が言いたいかというと、常時付き合える人というのはたった15人なのでメンツを厳選する必要があるということです。
そこで選び方ですが、例えばあなたが今後頑張っていきたいなら、当然頑張っている人と付き合うべきです。
頑張っていない人をこの15人に含める余裕はないかもしれません。
ところで、逆に、15人という数をすごく多く感じた人もいるかもしれません。
社交が苦手とか、ご自宅でもお仕事が中心であまり外で人に会う機会がないなど事情はいろいろあると思います。
実は、私もこの部類に属する人間です。
そういった方にいいかもと思った方法が、ネット上のインフルエンサーを自分の友だちと思い込むという方法なのです。
ネット上のインフルエンサーで友人になりたいとか、見習いたいといった方を自分の友だちと思い込んで刺激を受けるわけです。
たとえば、Twitterのタイムラインでその人が頑張っている姿を感じて、つまり友だちも頑張っているのだからと感じて、自分も頑張ろうと思うわけです。
こんな方法もあるんだなと目からウロコでした。
この方法は、リアルの交友が多い方にも有益です。
確かに、脳を騙すのは簡単なので、この方法で自分のモチベーションを上げるのは難しくない気がします。
私自身も早速Twitterで思い込み用の新しい友だちを探し始めています。