こんにちは、藤田です。

今回もメルマガをお届けします。

1. 戦略を作ることができた人だけが目標を叶えられるという話

また、YouTubeチャンネル「フェミル漫画」の動画から見つけたのが『良い戦略、悪い戦略』という本です。

この本は、速攻で買ってしまいました。それぐらいびびっと来ました。これまた今の私のマイブームの洋書の翻訳本です。

まだ読んでいる途中ですので、今回は動画の内容からのシェアです。

一言でいえば”戦略を作ることができた人だけが目標を叶えられる”ということで、これがすべてなのですが、ではなぜ戦略を立てられないのか?です。

ほとんどの人は、目標だけを立てて、肝心の戦略を立てない、それはなぜでしょうか?

その理由は、戦略を立てるのは非常に頭を使う行為だからということだそうです。

戦略を立てるのには、緻密な計算と分析が必要になるが、その一方で、「ああなりたい、こうなりたい」という目標という名の願望を口にするのは簡単です。

そのため、こっちをする人が大半ということです。

目標というのは、願望丸出しに過ぎないということです。

できる人には理解しにくいでしょうが、ほとんどの人にとって考えることはこの世で最も過酷な仕事だそうです。

もし、あなたが頭を使うことがそれほど苦行と感じていないなら、それだけですでに抜けた存在であることを自覚すべきだと思います。

2. ほとんどの人が楽な方を使うであろうという話

勝間和代さんがYouTubeで、GoogleとChatGPTの使い分けについて話されていました。

おもしろい表現をされていて、この両者は、素材か、料理かの違いだということです。

つまり、数ある素材の中から選びたい場合は、Googleを使う。

いきなり料理を欲しい場合は、ChatGPTを使うということです。

このようにケースによって使い分ければいいという話で、なるほどと思いながらも現実は違うことになるだろうと逆に確信しました。

この使い分けって、いわゆる頭のいい人の発想なんです。

先ほどの戦略の話とも繋がりますが、ほとんどの人は頭を使いたくないのです。

しかも、最近は、タイパも意識するので素材から調べるなんて行動を取るでしょうか?

もちろん、返ってくる答えの精度は問題です。

ただ、ChatGPTなどAIが出す答えの精度が極端に悪いことが判明しない限りは、この先の傾向としては大半の人がこっちを使うようになるはずです。

素材を選んでよりよいものを求めるのは頭がいい人の発想で、その他95%の人たちには無縁の話です。

逆に言えば、どんどんと情報活用力の格差は広がっていくのだとも思いました。

これって、情報リテラシーの格差が広がるって言うんですよね。

3. 人が暇になると慌てて何かする理由

またまた、「フェミル漫画大学」で観た動画からのシェアです。

扱われている本は「限りある時間の使い方」で、これも洋書の翻訳本です。

なぜ、人は暇になると慌てて何かするのか、例えば、時間が空いたらNetflixやYouTubeを観る、移動中は耳にイヤホンを入れて何か聴いているなどです。

つまり、暇になってもぼーっとすることを避ける、暇を恐れて何かで時間を埋めようとする、ということです。

実は、こういった行動の理由は、現実逃避なんだそうです。

目の前の何かに没頭していれば、現実的な問題から目を背けられるからというのがその理由だそうです。

ぼーっとすると、自然と現実的な問題が頭をもたげてきます。

そして、それは多くは緊急ではないが重要なことだと思います。

具体的には、自分が持っている願望などで、例えば、本業の会社員だけだと将来不安だから副業も始めないと、とかです。

ところが、そういった願望は、実現しようとするとたくさんの現実的な問題にぶち当たるわけです。

副業ってそもそも何をやるの、けっこうお金かかるよね、副業するための時間なんてある、周りからネガティブなこと言われてへこみそう、とかです。

そうなることが潜在的に分かっているので、自然と目を背けたくなるということです。

そして、暇になると考えざるを得ないことがわかっているので、暇をなるべく潰して考えないようにするということらしです。

思いっきり自分のことだと思いました。

ところが、このように本来自分がやるべきことから逃げるて現実逃避をしていると、いずれ最も恐れていた現実がやってくるわけです。

そこで、この本のメインテーマである、「本来やるべきことに向き合うのが怖くて、どうでもいいことばかりを効率的に処理して時間を過ごしていないか?」に行き着くわけです。

これは、先ほどの戦略を立てるのは大変だから願望ばかり語って、戦略を立てることを避けるとも通じるところがあります

ちなみに、緊急ではないが重要なことは、名著「7つの習慣」で言うところの最優先事項というやつです。

最優先事項をやらない理由を 効率的に時間を使って自分を納得させているということなんだと思います。

4. 怖いという感情はタダの娯楽である

 
苫米地英人さんの書籍『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める』からのシェアです。
 
”怖いという感情はタダの娯楽である”
 
これは、ちょっと驚きの発想でした。
 
発想というか、認識の仕方という方が正解ですね。
 
例えば、人は何かの行動を起こそうとするとき、特にチャレンジングな行動の場合には、たいてい”怖い”という感情が起きます。
 
この怖いという感情ですが、そもそもこの感情がある理由は、自分が死ぬ可能性があることを避けるための感情なんだそうです。
 
もちろん、何かの行動をして死ぬ可能性があったのは原始の時代の話です。
 
原始の頃のように、常に生命の危機に晒されている環境では、怖いという感情は生命維持のために必要だったわけです。
 
そして、もちろん今の時代には、たいていの何をやっても死ぬ可能性は非常に低いです。
 
そうとう無鉄砲なことをしない限り、ほぼゼロと考えても間違いではないでしょう。
 
そう考えると、怖いという感情はもはや必要のない感情なのです。
 
そして、ここからが面白い発想というか認識なのですが、必要ではないがあってもいいものを娯楽というそうです。
 
もはや、怖いという感情はタダの娯楽ということです。
 
事実、ホラーゲームや絶叫コースターで味わう恐怖は娯楽ですし、商売として成り立っているわけです。
 
そう考えると、行動しようとして恐怖で立ち止まること自体が無意味なわけです。
 
だから、恐怖を感じたらホラーゲームをやる感覚で立ち止まらずに行動すべきということだそうです。
 
たしかに「ゲームなんだ」と思えれば行動できそうですね。