1. 専門家が言っている数値なんてガン無視でよくね?
「20歳の頃の体重を目標に」
サラリーマン時代に、健康診断の問診の際に何度か言われたアドバイスです。
とても無理な数字だったのですが、素直に信じてそれを目指していたのですが、ずっと違和感を感じてました。
そして、今ごろになって目が覚めました。
そこそも、そこまで痩せたらおかしいし、当時とは生活スタイルが違う。
体格も違って、今は筋トレしているので当時よりもマッチョだし、ということです。
今思えば、あの看護師さんは何を根拠に「20歳の頃の体重を目標に」と紋切り型にアドバイスされていたのでしょうか?
恐らく、これもいわゆる専門家という人たちが示す数字だったのだと思います。
誤解を恐れずに言いますが、メディアを通して私たちに伝わるこういったいかにもそれらしい数字はほとんどがデタラメです。
デタラメは言いすぎでは?と思われたかも知れませんが、本当にデタラメです。
特に、医療界の数字は、悪影響を与える範囲が広くて相当問題があります。
実は、この数字、例えば、高血圧と診断される値とか、メタボ認定の腹囲の値とかは、臨床もしてない、研究はもちろんもう何年も論文すら書いていない偉い教授という人たちが適当に決めた数字だそうです。
このことを私は、精神科医の和田秀樹さんの『だから、医者は薬を飲まない』という本を読んで知りました。
本を読む前から断片的な情報でこのことは知ってはいたのですが、この本で明確になぜこういった数字が示されて世間にまことしやかに浸透するのか、そのメカニズムまで理解できました。
まったく、ふざけた話です。
例えば、血圧の値で、高血圧の基準値は135mmHgということになっていますが、実はこの値は以前はもっと緩くて厳しくなった理由は全く不明です。
メタボと診断される腹囲の値は男性だと85cmですが、これも体格とか身長を無視して一律に設定している時点でむちゃくちゃです。
他にもいろいろありますが、いわゆる専門家が示している数字が、いかにでたらめかは少し考えればわかります。
なぜなら、個人ごとに置かれている環境が全く違うからです。
それを1つの数字でくくって評価するなどというのはナンセンスもいいところです。
元々血圧が高めの体質の人なら135mmHgでも何の問題もないでしょう。
身長180以上の男性が腹囲が85cmであってもどう見たってメタボではありません。
要するに、これは資本主義の悪い面であって、いかに無駄な消費を生み出すかに使われているだけなのです。
今後の世の中は、さらにこういったデタラメな数字を使って必要のない消費をさせる傾向が強まっていくと思います。
健全に生きている自信があるなら、専門家が言っている数値なんてガン無視でOKです。
2. ルーズな友だちは静かに切ろう
言い訳ですが、相手がルーズだとこっちもルーズになってきます。
例えば、時間にルーズで、常に遅刻してくる人だと、こっちもその人との待ち合わせでは遅刻してもいいと思ってしまう感じです。
ただ、これの問題は、その人以外の人との待ち合わせでも遅刻するようになってしまうことです。
時間にルーズな人は人から信頼されません。
遅刻する度にその人の信頼度は落ちます。
そして、失った信頼を取り戻すにはその何倍もの労力がかかります。
現実的には、時間にルーズなレッテルは一生ついて周り、信頼を取り戻すことは一生不可能でしょう。
そこで、自分の信頼を減らさないためにも、心を鬼にして時間にルーズな友だちは切るべきです。
そもそも、友だちなんて多くいる必要なんでありません。
本当に信頼しあえるごく少数の友だちがいれば十分です。
ですから、自分の人生に悪影響を与える時間にルーズな友だちは静かに切りましょう、ということです。
切り方は簡単です。
その人をこちらから誘うのをやめればいいだけです。
相手が誘ってきても、数回に一度ぐらいしか会わないようにすれば、徐々に自然消滅します。
言うまでもなく、「あなたとの付き合いを切ります」なんて宣言する必要はありません。
逆に、こんなことを言って切ることのメリットはなく、デメリットばかりなので絶対にしてはいけません。
誰にも言わず、自分の中で決めれば、あとは静かに切ればいいのです。
ただ、その人が好きで、「改善を求めるのはどうか」という話もあると思います。
現実問題としては、残念ながらそういったルーズなキャラクターは、その人が長年培ってきた結果であるため、こちらが一言二言いったぐらいで変わるものではないのです。
また、考え方として、ルーズな友だちを減らせば、逆にルーズでない友だちが増えるとも考えられます。
ですから、安心して切って下さい。