こんにちは、藤田です。
 
今回もメルマガをお届けします。

2025年は、私がこれまで生きてきた中で一番ワクワクできる年になるのかもしれないと思っています。

今回は、私が注目している3つの視点について考えて見たいと思います。

トランプ大統領の第二次政権開始

いよいよ年明けから合衆国の大統領にドナルド・トランプさんに変わって、彼の第二次政権が始まります。

すでにトランプさんは、4年前に一期務めているので、来年からの4年間が最後の任期になります。

また、合衆国の場合は中間選挙というのがあって、2年後には連邦議会の上院の3分の1と下院のすべての議席が改選されます。

そのため、来年からの2年間がやりたい政策を実行するための勝負の2年になります。

今回のトランプさんの実行力は以前以上になることが予想されます。

その理由は、今回が2回目で、前回の任期で失敗したことがわかっているからです。

つまり、同じ轍は踏まないであろうということです。

トランプさんは、共和党の大統領です。

共和党政権と民主党政権の大きな違いは、戦争をするかしないかです。

あるいは、他国を挑発するかしないかとも言えます。

恐らく、ウクライナ戦争は来年に入れば終わるでしょうし、北朝鮮が挑発行動をしなくなる可能性も高いと思います。

これらは、世界にとっても日本にとってもいいことだと思います。

ただ、トランプさんの実行するであろう政策がすべて日本にいいかどうかはわかりません。

マスメディアは、日本への悪影響を心配する内容ばかり流しているようですが、結果的に以前より良くなるか悪くなるかは日本側の対応次第です。

トランプさんがすぐに実施する経済的な政策は、合衆国内での石油採掘の再開です。

これで、中東などの産油国とのパワーバランスが変わりますが、これがいいのか悪いのかはどのように対応するかで変わる訳です。

マスメディアは悪くなることしか言わないので、来年こそマスメディアからの情報は完全遮断して無視した方がいいと思います。

合衆国も民主主義の国なので、そんなに短期的にドラスティックな変化はないという話もあります。

ただ、今回トランプさんが手を入れようとしている箇所が、いわゆる既得権益集団の急所と言われているので変化は小さくないと思っています。

少数与党による日本の政権運営

個人的には、トランプさんが勝って大きな変化が起きそうな合衆国をうらやましいと思っていたのですが、日本の政治も少なからず変わりそうな感じで期待が持てそうです。

来年は、自民党政治の独裁が終わって本来の民主主義の時代が訪れる元年になるかもしれません。

少数与党になった自民党には、もうこれまでのように野党を無視した政策実行ができなくなりました。

まだ、しぶとく日本維新の会を取り込んで過半数を確保する動きは見られます。

ただ、維新は維新で、このままでは何もしなくても夏の参院選で更に議席を減らす可能性が高いです。

そんな状態で自民にすり寄って、更に支持を下げるようなことはしないはずです。

この先、もっと言えば私が死ぬまでの間は、もう自民党が中心となる政権が過半数を取る時代は来ないとさえ思っていますし、だからと言って野党、例えば立憲民主などによる過半数獲得など、それこそあり得ないと思っています。

そのため、本来の形である民主主義で政策が決まる時代が続くであろうと、極めて楽観的に予想しています。

そして、その元年が来年だと思っています。

来年からは、どんな政策を通すにしても、欧州などの他の国と同じように政策ごとに少数与党と協議した上で決めないと通らないことになります。

もはや偏った政策、具体的には、票をくれる高齢者重視、献金をくれる大手企業を重視した政策、つまり一般の人たちの負担だけが増える政策は影を潜めるはずです。

もちろん、まだ過去の考え方から抜け出せない自民党の方々のマインドが変わるのには、しばらく時間がかかるかもしれません。

そのため、当面はなかなか政策が進まないかもしれないが、それも時間の問題で解決するでしょう。

心配があるとすれば、バカな少数野党が自民党にすり寄って吸収されることぐらいで、可能性があるとすれば日本維新ぐらいでしょうが、さすがにそれもないと思っています。

重鎮の影響力が無くなったマスメディア

渡邉恒雄さんが亡くなられました。

このことで、マスメディアが大きく変わるという話があります。

すでに渡邉さんはご高齢だったので、影響力は小さかったはずという話もありますが、ご存命だったことでのメディア界への影響力は侮れなかったはずです。

そのタガが外れた可能性があるわけです。もちろん、一般の国民からすれば良い意味で。

ジャーナリズムの本来の役割は権力の監視ですが、それが彼によって歪められてきたという話もあります。

そして、ジャーナリズム界にはそんな状況を苦々しく思っていたジャーナリストも多いと思われます。

読売新聞グループと政界とのパイプも経たれたと考えて良いと思います。

自民党が過半数を失ったことで本来の民主政治が復活するという話とジャーナリズムによる権力の監視が行われるようになることは方向としては同じです。

日本人がおとなしいので問題が顕在化してこなかっただけで、私はこれまでは政治もマスメディアも相当問題があったと思っています。

来年は、その状況が浄化の方向に動く可能性がある元年になるかもしれません。

今年は、これまで以上に多くの国民からマスゴミ呼ばわり呼ばわりされるようになったマスメディアですが、来年は少しずつ変化の兆しがみられるかもしれません。