こんにちは、藤田です。
 
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Adobeへの積年の恨み

恨みとまで言うと大袈裟かもしれませんが、長年の不満が溜まっていたのは事実です。

と言うのは、Adobeさんは2013年に大規模なアカウント流出をやらかしています。

インターネットの利用者の増加と共に、昨今では大手企業への外部からの攻撃によるアカウント流出事故は頻繁に発生しているので珍しい話ではありません。

私は自分が技術者であることもあるので、ある程度の理解もできて、こういった事故は仕方ない面もあると思っています。

ただ、当時2013年の際に私が非常に不満に感じたのが、Adobeさんのその事故に対する対応でした。

少なくともまともな陳謝があったとは私は記憶していません。

しかも、被害の程度を小さく公表して、後になって実は大規模だったということがわかったということもありました。

調べてみたのですが、数字としては、当初「300万人」だったのが、実際には「1億5000万件」だったということのようです。

これが本当なら、デタラメも良いところです。

ほとんどの企業は、このような不誠実なことをやったら間違いなくボコボコに叩かれて売上げも株価も暴落するはずなのでやらないはずです。

ところが、当時のAdobeさんは、業界での圧倒的なシェアを背景にあったのかどうか知りませんが非常に不誠実でした。

少なくとも私はそのように感じました。

そして、その後の2019年にも同様の事故を起こしています。

加えて、不満が溜まる要因として、ここ数年は度重なる値上げが行われてきています。

Adobeさんのサブスク料金はかなり高いと思います。

過去に私がここまで不満があっても、Adobeさんのソフトから別のソフトに変更出来なかったのは、当時は選択肢がなかったからです。

業界での圧倒的なシェアを持つソフトの利用するしかなかったのです。

それでもソフトを変更できなかった理由

文句ばっかり言っていますが、Adobeさんのソフト自体はすばらしく、機能的には全く不満はありません。

ただ、どのソフトのついても機能が多すぎてほとんどのユーザーにとってオーバースペックです。

例えば、動画編集ソフトのPremiereProであれば、YouTube動画の編集ぐらいなら他にもいくらでも選択肢があります。

同様にYouTube動画用のサムネイルを作るならPhotoshopは必要なく、一般の人にはCanvaの方が使い勝手がいいです。

それでも、高いサブスク料金と企業姿勢に不満を持ちながらも、他の選択肢に変更出来なかった理由は、他のソフトに乗り換えるときに生じる学習コストが理由です。

動画編集ソフトというのは学習コストが結構高く、PremiereProの操作を覚える際もかなり苦労した記憶があったので他への乗り換えに対する心理的なハードルはかなり高かったです。

そのため、サブスク料金が高いと言っても、ビジネスの経費として考えた場合には十分許容範囲かもしれないと、自分を納得させていたのです。

加えて、今は違うのですが、私が最初にPremiereProのサブスクを契約した頃は、サブスクと言っても支払いが月ごとであっても、契約自体は年間契約でした。

そのため、年に一度の契約更新の際に解約を逃すと、また1年間支払いを続けなければならいという感じで、タイミングを逃し続けて何年も経っていた感じでした。

ただ、今年の契約のタイミングでもう後先考えずに解約に踏み切りました。

自分を追い込んでみたわけです。

乗り換えるソフトは、Davinci Resolveというソフトでこちらはなんと無料で使えます。

有料機能を使いたくなっても買い切りで購入できて、その料金はPremiereProの年間料金に比べても安価です。

乗り換えてみて感じたこと

私ももう若くないので、Davinci Resolveを覚える学習コストは低くなかったです。

ただ、思っていたよりも苦労はしなかったかもしれません。

やり方を少し工夫をしたのが、うまくいった要因だと思っています。

具体的にご紹介すると、これまでPremiereProでやっていた作業手順をすべて書き出して、それをDavinci Resolveでやるにはどうすればいいかを調べてから取り組んでみました。

そのため、何をやればいいのかすでに調べてあるので、Davinci Resolveでの編集作業がスムーズに進みました。

この下調べで、役に立ったのは生成AIです。

これまでですとWeb検索(ググって)調べる必要があったので、答えを見つけるまでにかなり時間がかかったのですが、今は文章でそのまま聞けば詳細な手順まで答えてくれます。

例えば、「PremiereProでのこの操作をDavinci Resolveでやろうとしたらどうしたらいい?」という感じの聞き方でいいのです。

もちろん、ウソの情報が返ってくることもあるので検証が必要ですが、ある程度の回答が出ている時点でのWeb検索でのダブルチェックは容易です。

そう言う意味では、今回思い切って乗り換えに踏み切れたのは生成AIの存在があったからかもしれません。

ところで、肝心のDavinci Resolveの使い勝手ですが、まったく申し分ありません。

Davinci Resolveもプロ仕様の動画編集ソフトですが、私の感覚としてはPremiereProよりも一般の方にとって使いやすい面が多々あると思っています。

私としては、すでに買い切りの有料版を買うのもありかという気分ですが、とりあえず今の編集内容なら無料で十分なのでしばらくは様子をみるつもりです。