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────────────────────────────2014年1月14日
旧約聖書に書かれているプレゼンテクニック
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こんばんは、藤田ひろし@えびす商売繁盛マーケッター、です^^
※いきなりですが、メルマガの名称を変更しました。
「ジーター通信・ビジネス」にご登録していただいた方にお送りしております。
今後ともよろしくお願いします。
プレゼン術の本を読んだのですが、このテクニックは文章を書く際にも使えるテクニックであることがわかりました。
文章というのは、ひとまとまりの文章、つまり、メルマガであり、ブログであり、セールスページなどのことです。
言うまでもなく、あったことを記録する日記のようなブログやメルマガの話ではありません。
読んだ人に何かメッセージを届けたり、気づきを与えることが目的の文章です。
当たり前といえば当たり前です。
スピーチであろうが、文章であろうが、プレゼンテーションには変わりないのですから基本的な考え方は同じな訳です。
もちろん、”しゃべり”という形態を使う場合の特性はありますが、内容の組み立てに関してはスピーチも文章も大差ないということです。
今回読んだ本は「TEDトーク 世界最高のプレゼン術」です。
人前で話をする方、プレゼンする方にはオススメの本ですので読まれるといいと思います。
アマゾンなんかでも非常に評価の高い本ですし、翻訳本の割には読みやすいです。
「太陽の下に新しいものなど何もない」
これは旧訳聖書に書かれているそうです。
プレゼンをしようとする場合に、テーマを考える訳ですが、まじめな人であるほどオリジナルなテーマにこだわる傾向があるようです。
実は、私もずっとそういうタイプでした。
でも、現実には自分でも納得できるぐらいのオリジナルなテーマを思いついたとしても、そのテーマは既に他で語られているということです。
つまり、プレゼンのテーマは、全くと言っていいほどオリジナルにはこだわる必要はないのです。
では、何が必要なのか?
「誰(何)からその教訓を得たのか?」
プレゼンのテーマを考えて伝える際に、このことを述べてから伝え始めるといいとありました。
自然と聴衆、あるいは読み手の共感を得ることができ、またストリーを展開してプレゼンを続けやすくなります。
プレゼンで必要なのは、共感を呼ぶ「ストーリー」です。
マーケティングの話になりますが、今はモノやサービスを売るにもストリーがないと売れないといわれる時代です。
いわゆる、商品開発秘話やそのサービスを提供することになった自分の実体験です。
こういうストーリーを聞いて共感することで初めて「欲しい」と感じるのです。
この考え方を知っているだけでも、今までとはかなり違ったプレゼンや文章が作れるようになると思います。
他にも、”しゃべり”におけるテクニックなども満載の本でしたが、最期にお伝えしたいのが”ユーモア”の話です。
しゃべりでも、文章でも、ユーモアがある内容には引き込まれるものです。
ただ、ユーモアというのは日頃から訓練していないとなかなか使えないのが難点です。
ところが、誰にでもすぐに使えて、しかも強力に共感を得ることができるユーモアネタがあるのです。
それは、自虐ユーモア、つまり、自虐ネタです。
自虐ユーモアというのは、話し手がガードを外して人間らしさを覗かせるので聞いた方は自然とうれしくなり笑うそうなのです。
私は、自虐ネタのエキスパートなのですが(笑)、長年使ってきた経験からこの話がすごく腑に落ちました。
それと、テクニックをもう一つ。
それは、権威(オーソリティー)をこき下ろすことです。
ただ、こき下ろしても問題ないぐらい遠い存在の方にしてください。
権威こきおろしをすると、聴き手は優越感を感じるそうなのです。そして結果的に笑いを誘うことができます。
使い方が、自虐ネタほど簡単ではないので、誤解を生んだり、反感を買ったりするリスクもあることを頭に入れておいてください。
でも、恐れていては何もできませんから、失敗覚悟で試しにやってみることの方を私はオススメしますが(笑)
今日も最期まで読んでくださってありがとうございました。