最近、スマホ集客コンサルタントと名乗る方が増えてきました。
媒体をスマホ(スマートフォン)に限ってコンサルティングをしているってことなんでしょうか?
集客というのは、”使える手はすべて使う”が私のモットーなのでちょっと違和感を感じます。
でも、それだけスマホで集客に自信をお持ちなだということでしょうね。
事実、スマホ集客は今すごいです。
スマホ集客が非常に効果が高いのは間違いありません。
ほとんど、どんな業種の方でもスマホでの集客に本腰を入れた方がいいと思います。
ところで、スマホ集客コンサルトさんたちがこぞって飲食業の方々をターゲットにしているのには理由があります。
それは、スマホでの集客で一番効果が上げやすい業種だからなのです。
理由は、飲食店を探す方たちの行動を考えていただければおわかりいただけると思います。
渋谷でイタリアンが食べたい人は、「渋谷 イタリアン」と検索する人多いのではないでしょうか?
魚、刺身を食べたい人は、「渋谷 刺身」なんて使うかもしれません。
こういった、”業種”に”地域名”を組み合わせた場合のSEOは非常に簡単です。
サイト名(トップページのタイトル)に、業種と地域名をきっちり入れるだけでも上がるかもしれません。
それで足りなければ、サブページのページタイトルにも可能な範囲で業種と地域名を入れて下さい。
さすがに渋谷ぐらいですと競争が激しいですが、都会の中心地からちょっと郊外ならばこの程度のSEOで簡単に上位表示できるわけです。
もちろん、渋谷を含めた中心地でも諦める必要はありませんよ。
たとえば、イタリアンのお店なら”イタリアン”以外にもキーワードはいくつでもあります。
パスタ、ラザニア、リゾット、マルゲリータ、・・・
こういったキーワードで検索してもらうとわかりますが、飲食店のサイトでこういった細かいキーワードに関連するページを作っているところは皆無です。
作れば作るほど上がると思いますよ。
次に、飲食店を検索した人の次の行動は何でしょうか?
それは、電話です。
予約する、空いているか、今日営業中か、などを聞きたいかもしれませんから電話しやすくすればいいのです。
スマートフォンは、電話ですからそのまま発信できる訳です。
つまり、スマホで表示される画面からタップですぐに電話発信できるようにすればいいのです。
タップしやすい大きさのバナー画像を”電話する”といった感じで作って、そのバナーを電話発信用のタグで囲めばいいだけです。
電話発信用タグ:<a href=”tel:”></a>
この2つをやるだけで、飲食店のスマートフォンサイトは集客に貢献してくれると思います。
ところで、新しくスマホサイトを作る予算がない!という方も多いと思います。
今すでにPC用のサイトをお持ちの場合は、そのサイトをレスポンシブWebデザインというのに変えればOKです。
レスポンシブなんちゃらって表現すると難しく感じられるかもしれませんが、簡単に言うと画面サイズに応じてホームページを見やすく自動的に変更してくれるものです。
ですので、新たにスマホ専用サイトを作る必要はありません。
ところで、ホームページ制作業界ではレスポンシブサイトに変換するだけで何十万円も見積もるって話しですね。
その10分の1ぐらいでお受けしている私って欲がなさすぎるのでしょうか?(笑)
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