ホームページへの”顔出し”に抵抗感を持っている方って結構多いです。
要するに、自分の顔写真を表示することに抵抗があるということですね。
先日、私のクライアントさんが新しいお客様をご紹介してくださったのですが、その方もそのような印象をお持ちだったようです。
そこで、私なりの考えをお伝えしました。
まず、大前提として相当のアクセスがあるホームページでもない限り、顔出しをしても有名人になることはありません。
こんなの当たり前の話なのですが、多くの方は自意識過剰になりすぎてこの点を誤解されているようなのです。
インターネットは世界に向けて公開するので、テレビと同じぐらいの伝播力があるのでは?、という勝手な勘違いをされているのです。
そもそも、私たちはいかに多くのアクセスを集めようかと苦労している訳ですから、有名人になるぐらいにアクセスが増えれば逆にうれしい訳です。
そして、仮に相当のアクセスが増えたホームページになったとしても、顔出しした写真をまじまじと見つめて「どんな人がやっていのだろう」と観察する人は少数です。
本当にごく少数です。
そして、その少数の方々は、かなりの見込み客です。
それ以外の方々、つまり、普通の見込み客という表現が正確かどうかわかりませんが、そういった方々は写真を見てもすぐに忘れてしまいます。
仮に、偶然街で会っても、そして数分くらい話をしたとしても、まず思い出すことはないと思います。
最後に、その他の見込み客でもない方々は、表示された写真の顔は記憶の片隅にもないでしょう。
結論としては、”顔出し”は全く気にする必要はありません、というのが私の結論です。
これは、ホームページを閲覧する側の人間として考えれば普通にご理解いただけることだと思います。
ただし、例外があります。
若い女性、特に、写真写りのいい女性の場合は、こういった考えが通用しません。
変態と言っては失礼ですが、そういった系統の男性が狙ってくる可能性があるからです。
これはビジネスとは全く別の話になります。
ただ、それでもビジネスのためと割り切って、顔出しをしている若くて写真写りのいい女性もたくさんいらっしゃいます。
さて、その一方で、”顔出し”をする効果の高さはどうでしょうか?
まず、顔写真というのは、人の目線を引き込む効果があるのでホームページの閲覧時間などが長くなります。
ホームページ、特にトップページに顔写真があるのとないのとでは、閲覧時間の長さに大きな差が出ます。
そして、もちろん、ビジネスの信頼性、提供するサービスの信頼性についても、顔出しをしているのとしていないのとでは明らかに差が出ます。
業者に高いお金を払って作ったホームページよりも、そこそこのページで顔出ししている方が圧倒的に反応率が高いのはこのためです。
これもホームページを使ってサービスを”探す側”の立場に立てば容易にご理解いただけると思います。
結論としては、いいプロフィール写真を撮影して是非ホームページに顔出ししてください。