”おまけ”というのは、”特典”という意味です。
情報ビジネスの場合は、ものすごい数の特典を付けるのが常識になっていますが、あの真似をする必要はありません。
ただ、特典の有効性はリアルビジネスでも同様だと私は思っています。
そもそも、この特典の役割は、何なのか?
それは、購入をためらっている方の決断を”促してあげる”ためのものです。
決して、無理に買わせるためのものではなく、ちょっとお得感を感じてもらうためのものです。
一般のリアルビジネスの場合は、特典を付けていないケースがほとんどです。
そのため、特典があると目立つというメリットもあります。
特典の作り方のポイントは、決して手間にならないもの、負担にならないものにすることです。
ビジネスのリソースは、商品・サービス本体に注ぐべきであって、特典にリソースを割いてしまっていては本末転倒だからです。
ですので、例えば、商品の仕入れが出来る方であれば、すごく低価格で仕入れができて便利なものなどがあると最高です。
一方、安く仕入れができないならモノは諦めましょう。
そこで、特典候補として登場するのが”情報”になります。
「●●●●レポート」という電子書籍を作るのです。
業界ならではの情報をPDFなどで作るのです。
電子書籍であれば、ファイルをコピーするだけですから一度作ってしまえば後はメールで送るだけですからコストゼロです。
そういう意味では、理想的な特典と言えます。
ただし、お客様が「すごく欲しい!」と思えるぐらいの情報でないと意味がありません。
モノよりも価値が低く見られがちの情報ですから、かなり頭を悩ませて企画して作る必要があります。
ただ、一度作ってしまって、その情報が時間と共に廃れない内容なら当分使うことができますからかなり便利です。
ところで、こういった情報だけを作って、それを長いセールスレターで売っているビジネスを情報商材ビジネスといいます。
情報商材ビジネスを否定するつもりはありませんが、私はどちらかというとこういった情報はリアルビジネスの特典としての使うのがベストなように思っています。
ちなみに、私は顧問契約のお客様に変わってこの特典となる情報をライティングを何度もしています。
ライティングが不得意なクライアントさんが多いので私が代行している訳です。
正直、結構時間もかかって大変な作業です。
おかげさまで、いろいろな分野の知識が豊富になって周りの人からは物知りだと思われています(笑)