ほとんどの人はホームページを読むことにほとんど時間をかけずに、目を引く言葉やフレーズを探しながら斜め読みします。そんなユーザーになるべく正確に情報を伝えるためには「追伸」を使うのが有効です。斜め読みユーザーも追伸だけはちゃんと読む場合がありますから、追伸にページの要約や商品・サービスのベネフィットなどを書いておくのです。
コピーライティングは万能ではない
ここ10年くらいの私は完全に洗脳されていたみたいです。
”コピーライティングこそセールスにおいて最強の武器”であるという洗脳です。
結論としては、これはウソです。
先日ある本を読んでこの洗脳から覚めました。(単純でしょ! 笑)
確かにコピーライティングは重要ですが、巧みな文章によって売れるのは全体のごく一部の人たちにだけです。
理由は、文章をじっくり読む時間と読解力のある人が本当にごく一部の人たちだからです。
正確に言うと、今の時代はそういう時代に変わったということです。
ホームページは見られるもの
インターネットのホームページが登場する前は、セールスにおいては表現の方法が限られていました。
だから、買う方も”買う決断をするための情報”を得るためにある程度文章を読むしかなかったという事情があったのだと思います。
ただ、今は表現力豊かなホームページが普通になってしまいましたので文章は読まれなくなってしまった訳です。
今は、ほとんどの人はホームページを読むことにほとんど時間をかけません。
よく「ホームページを”みる”」という表現を使いますが、この表現はあながち間違っていないということです。
ホームページに書かれている文章を熟読している人は非常に少数派ということです。
では、具体的に今の人たちはどのようにホームページを”見る”のか?
それは、目を引く言葉やフレーズを探しながら斜め読みするのです。
そこで、こういった方たちになるべく正確に情報を伝えるためにはどうすればいいのか?
その1つの方法が”追伸”の活用です。
「追伸」の具体的な活用方法
追伸とは、LP(ランディングページ)の一番下に配置するあの文章です。
この追伸は、ホームページを見る人たちに対しても比較的読まれやすい箇所です。
斜め読みをしながらページの最後まで来て、ここだけは読むという人もいます。
そこで、追伸を使ってランディングページで伝えたい内容をサクッと短時間で伝えるのです。
追伸を読んで改めて興味を持った人は、その時点で最初から時間をかけてページ全体をもう少し読み込むはずです。
では、追伸に書く内容とは何か?
追伸では、ランディングページで書いた内容の要約を伝えます。
商品・サービスの良さをわかってもらうことが目的です。
その際に、商品・サービスを使ってもらうことでお客様が得られる”ベネフィット”をもう一度伝えます。
更に、購入を後押しするために、希少性(期間限定、販売数限定など)を伝えます。
最後に、この商品・サービスを購入しなかった場合に、お客様の未来がずっと変わらないということを伝えることで締めます。
追伸は最後に書くので手を抜きがちになりますがとても重要です。
決して最後だからと言って力尽きて手を抜かないで下さい。
ランディングページ全体を作った後に日を改めて気合いを入れ直して作って下さい。
それでは、是非、”ホームページを見る”お客様を意識して追伸を活用してみてください。