見込み客リストはダイレクトレスポンスマーケティングの肝

リストマーケティングは、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるのと似ています。

リストマーケティングというのは、見込み客を集めて、その見込み客にアプローチを続けることで商品・サービスを販売する手法です。

DRM、ダイレクトレスポンスマーケティングの肝の部分とも言えます。

今の時代にDRM以外でビジネスを安定させるのはなかなか難しいと言えるため、リストマーケティングの修得はビジネスの基本とも言えます。

穴の空いたバケツ

さて、穴の空いたバケツの話に戻ります。

バケツに溜まっている水は、集めた見込み客リストです。

穴から漏れていく水は、見込み客リストから抜けていくリストです。

そのまま放置するとバケツの水は無くなってしまいますから、バケツには常に水を注ぎ続ける必要があります。

それが、常に見込み客を集め続ける作業と言うことになります。

見込み客はストックできない資産

この仕組みを考えて頂くと分かりますが、見込み客というのはストックできないのです。

ストックできるように思ってしまいますが、実はリストというのはストックという概念にはそぐわない資産なのです。

特に、ネットにおけるメールアドレスについてはその傾向が顕著です。

私がクライアント様に見込み客リストの集め方を教えると、集めたことで満足する方が結構いらっしゃいます。

”いつか使える貯金”のように考えてしまうようです。

見込み客リストは、ストックできる財産ではないのです。

常に循環して入れ替わりを続けている考えるべきで、長期的には全て入れ替わると考えるべきです。

さらに、腐ってしまわないように、水を常にかき混ぜ続ける必要があります。

このかき混ぜる行為が、見込み客リストへの接触という作業です。(つまり、メルマガなどを送る作業)

リストマーケティングにメールは既に使えない

ところで、リストマーケティングには大きな問題が発生しています。

最近のメールアドレスは、リストとしての価値が劇的に下がりました。

送っても届かない、届いても読まれない、といった感じです。

そこで、この使えないメールアドレスに変わって、今一番使えるリストと言われているのがLINE@と言われています。

他人のプラットフォームを使うリスク

LINE@は、LINE社のプラットフォームに依存するため、そこそこビジネスを知っている方は逆に利用を敬遠するようです。

確かに、他人のプラットフォームですから、いつ使えなくなるか、いつ消えてなくなるか、などが分かりません。

ビジネスの肝として据えるには恐い面があります。

見込み客を集める手段が一番重要

ただ、穴の空いたバケツのたとえ話を考えてみると、LINE@を使ってリストマーケティングをすることはさほどリスクが高くないことがわかります。

なぜなら、リストは常に新陳代謝を繰り返していて、常に集め続ける必要があるからです。

仮に、LINE@が使えなくなったとしても、他のプラットフォームに乗り換えればいいだけです。

もちろん、一時的には見込み客リストは減ってしまいますが、見込み客を集める仕組みさえ持っていればしばらく我慢すれば元に戻るということです。

つまり、リストマーケティングにおいて最も重要なのは集めて見込み客リストではなくて、見込み客を集めるための仕組みと言えます。

もちろん、それと同じぐらい見込み客を貯めて活用する仕組みも重要です。

リストマーケティングをやっている方で、まだLINE@をやっていない方は是非着手してください。