トイレ掃除をするとなぜ運気がアップするのか?

今回は、最近読んだ”本”と”勉強会”、それぞれで得た知識が結びついたのでシェアします。

本の方は、メンタリストDaiGoさんの「超時間術」です。

勉強会の方は、いつもお世話になっている森山先生主催の「クリエイティブ脳How研究会」です。

DaiGoさんの「超時間術」

まず、本の「超時間術」の方です。

この本は時間術という名前で、しかもサブタイトルが”週40時間の自由をつくる”ですが、その割には中身は時間を効率的に使うためのテクニック系の話はほとんどありません。

内容のほとんどが精神論です。

その1つが、時間を作るためには精神面から”生産性”を上げるということです。

そして、その生産性をあげるための1つの方法として”他人に「親切」にする”という話が出てきます。

結論としては、他人に親切にすると「自己効力感」というのを感じられるそうなのです。

自己効力感とは

「自己効力感」?

これは、自分が何かを成し遂げられるという自信のような感覚だそうです。

他人に親切にすることで、他人の役に立ったという手応えを感じられて、それによってモチベーションを上げることができるという流れです。

結果として、効率的にいい仕事ができるようになるということでしょう。

伊那食品工業という会社

次は、勉強会の方です。

勉強会の方で得た知識は『伊那食品工業』という寒天メーカーの話です。

恥ずかしながら超有名な会社らしいのですが、私は今回初めて知りました。

この会社は、48期連続の奇跡の会社と言われているそうです。(2017年時点)

そして、田舎の寒天メーカーとは思えないのですが、国内の名だたる超一流企業から幹部が見学に来るそうです。

この会社のエピソードを語り始めると簡単には終わらないはずですし、私自身もまだ勉強不足なのでうまく説明できないです。

興味のある方は、複数の書籍に取り上げられているようなのでググってみてください。

始業前に自らの意思で掃除をする従業員

今回取り上げたい話は、この会社の従業員のみなさんが始業前に自らの意思で行っている”掃除”の話です。

なんと、大半の従業員が全く何の指示もされていないのに、毎朝自らの意思で始業前に出社して会社の広大な敷地を掃除しているそうです。

これは、普通の考え方をする人なら絶対に信じられない話です。

もちろん、私も信じられません。

どう考えても「やらされているはず」と思うはずなのです。

あるいは何らかの方法で洗脳されているのか?などうがった見た方をするはずです。

そのため、見学に行った人の大半が、どういった巧みな方法で指示されているのかを探ろうとするようです。

ただ、どうも”そうではない”らしいのです。

信じられませんが、どうやら従業員が”自らの意思”で朝早く出社して掃除をしているようです。

掃除は親切の一部なのか?

そして、従業員の”こういった行動”は掃除に限らないようです。

掃除は、この会社の従業員が自然に行っている行動の1つに過ぎないということです。

至る所で「親切」な行動をしているようです。

掃除は、あくまでも他人への親切な行動の1つだと思うのです。

トイレ掃除が運気をアップさせる理由

このエピーソードを聞いたときに私は”トイレ掃除をすると運気が上がる”という話を思い出しました。

トイレ掃除はよく”お金持ちになる方法”として語られていますが本質を完全に外しています。

お金持ちになるとか、金運がアップするというのは、一部の側面であってしかも結果に過ぎません。

トイレとは、いったいどんな場所なのか?

トイレとは、人が進んでキレイにしようとしない場所です。

そのため、掃除場所として究極の場所の1つと言えます。

つまり、ここを掃除すると言うことは他人への究極の親切になるわけです。

そういう意味では、1人暮らしの自分の部屋のトイレを掃除するよりも、誰かと同居している家や部屋のトイレを掃除する方が効果が高いはずです。

なぜなら、他人への親切になるからです。

他人への親切が自分の運気を上げるメカニズム

究極の親切であるトイレ掃除をすると自己効力感が高まって・・・

 自分が内側から変わるので周りへ好印象を与えられる ⇒ 運気が上がる

 時間効率が上がって生産性が上がる ⇒ よりお金が稼げる

というメカニズムではないでしょうか?

伊那食品工業の従業員の方達は、こういった人たちの集団なので有名な会社として語られているのだと思います。