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店舗ビジネスと好相性のLINE@
LINEを使った集客は、店舗ビジネスなどのリアルビジネスの方が結果を圧倒的に出しやすいです。
これはこちらの記事でもお伝えしましたが本当の話です。
なぜなら、すでに私のクライアントさんで何名も成功者が出ているからです。
その割にはやることはシンプルです。
要するに、やるかやらないかの違いです。(全てのビジネスの成功に共通した教訓ですが・・・)
ありふれているがクーポンが効く
大げさでなく、LINEを使うと店舗ビジネスでのネット集客に”新しい集客モデル”を作り上げることができます。
肝となるのは「クーポン」です。
ありふれすぎていて目新しさがないのですが、クーポンをなめてはいけません(笑)
興味のある商品・サービスがあり、それを購入するのにクーポンが使えると分かっているとします。
その場合にクーポンを使わない人は少ないでしょう。
つまり、クーポンを用意しておけば見込み客を非常に集めやすくなります。
見込み客を集めるというのは、要するにLINEで友だちになってもらうということです。
ネットでは提供しづらかったクーポン
これまでも店舗ビジネスにおいて、お店のホームページでクーポンをオファーしているケースはありました。
ただ、思ったよりも受け取ってもらいにくかったはずです。
理由は、わかりにくいから、あるいは面倒くさそうだからだったかもしれません。
ところが、LINE@(ビジネスアカウントのアットの方)を使うとクーポンの発行は非常に簡単でわかりやすくなります。
お友だちになったらクロージングまで進む
そして、ここからがポイントです。
LINE@で友だちになってもらったら、そのままクロージングまで話を持っていくことができるのです。
LINEは手軽に会話を始められますから、やり取りをすぐに始められます。
数回もメッセージをやり取りするぐらいで信頼してもらえることが可能です。
商品・サービスを今すぐ前向きに購入する意思がある人でも、初めて利用する人は多かれ少なかれ不安や疑問を持っています。
逆に言えば、その不安や疑問が解消されれば自然と購入する流れになることが多いわけです。
このプロセスを従来の手法でネットで実現するのは難しかったのですが、LINEがあれば非常に簡単に実現することができます。
また、見込み客の取捨選択にも役立ちます。
なぜなら、会話を嫌がる人はスルーしてきますから、こちらもスルーすればいいのです。
これで、これまで捨てる判断が難しかった見込み客への無駄な作業が減ります。
また、本当に”今は無理だけど将来は買う可能性がある”という人も選別が可能です。
そういった方からはメールアドレスを聞いて追客用のステップメールに登録しておけばいいわけです。
具体的な方法
それでは、店舗ビジネスでLINEをどのように使えばいいのか、具体的にその方法をご紹介します。
●店舗ビジネスの場合こそLINE@という”アット”がついたサービスを使う
店舗ビジネスの場合も最初は無料プランでLINE@を使い始めます。
また、店舗ビジネスはLINE@との親和性が高いので、友だちが順調に増えそうだと感じたらすぐに有料プランに移行してもいいと思います。
肝となるクーポンは無料プランでも使えますが、リッチメッセージなどが使えるようになるとやはり表現力が違います。
●プロフィール写真
店舗ビジネスの場合も、プロフィール写真は個人をイメージさせる写真の方がいいです。
写真は一番最初の友だち追加時に表示されますから重要です。
顔写真が基本ですが、複数名よりはやはり1人の写真がいいです。
また、カバー写真にはリアルビジネスらしく店舗の写真を使ってください。
もちろん、ステータスメッセージも設定してください。
●オファーにクーポンを用意する
ここが最重要ポイントです。
見過ごせないオファーにするために心血注いで検討してください。
そうは言っても、一番分かりやすいのは、「初回無料」、「初回半額」などのクーポンです。
下手にプレゼントを用意するよりもこっちの方がわかりやすく反応がいいです。
もちろん、売上げが減りますが、LTVを考慮して広告費として考えて設定するべきです。
※LTVとはライフタイムバリュー(顧客が生涯であなたのビジネスに使ってくれる金額)の略です。
クーポンは、”友だち追加時の自動応答メッセージ”で送って上げてください。
●会話を行う
1対1のメッセージのやり取りをしてクロージングまで持っていきます。
あらかじめ”友だち追加時の自動応答メッセージ”でクーポンを送った後に”質問”を送っておきます。
その質問に答えてくださった方は優良見込み客ですからその方と1対1で会話を始めることになります。
質問の内容は、抽象的に言うと”疑問や不安はありますか?”という内容が、答えにくい質問ではなく、簡単に答えられる質問にするのがミソです。
返信が来たらそのタイミングで、LINE@では友だちとして追加することができます。
逆に言えば、LINE@の場合は、先方からメッセージを送ってもらえないと相手は分かりません。
後は、会話を通じて見込み客の方の疑問や不安を払拭してあげればいいわけです。
最後に、もう一押しして今すぐの購入や予約をうながせばクロージング完了です。
この会話の準備と内容が今回お伝えしたいノウハウの肝になります。
●一斉配信
ビジネス形態によっては、上述のようにクーポン配布後のメッセージのやり取りでLINE@の利用を終えてしまっても十分かもしれません。
ただ、店舗ビジネスでも一斉配信は有効です。
せっかく取得したリストですから放置するのももったいないです。
目的は、お店のことを思い出してもらうために送るのですが、ブロックされないように頻度は下げて長文もやめておきましょう。
早朝や深夜の送信は論外です。
ブロックを避ける意味では、毎週新しいクーポンを送るのも有効な方法です。
長いメッセージを使いたい場合は、”ホーム投稿”を使います。
”タイムライン”と呼ばれるLINE@ユーザーのブログのようなものですのでそこにリンクしたメッセージを送ってください。
また、ブロックを避けるためにも早めに”通知オフ”に変えてもらった方がいいと思います。
●通知はオフにしてもらう
LINEはかなりパーソナルなツールであり、スマホで音が出て通知されるのが一般的です。
ただ、本当の友だち以外からの通知は迷惑なケースが多いはずです。
通知が原因で、ブロックされてしまうともったいないですから「当店からのLINE@のメッセージは”通知オフ”にしてください。」とあらかじめ伝えておくといいでしょう。
音が鳴っての通知はなくなりますが、他のメッセージと同様にバッジは表示されます。
●おまけ
通知オフを促すメッセージ、および、自動返信メッセージの文例をこちらで紹介しています。
LINE@に初期設定されているメッセージはすごくフランクでビジネスライクではないのでそのままでは使えません(笑)
文章を作るところで手が止まる人も多いと思うのでコピペして使ってください。
以上、今回は店舗向けのLINE@を使った新しい集客モデルとしてご紹介しました。
店舗ビジネスをされている方は、無条件で始めることをオススメします。
まずは、ホームページにLINE@登録のボタンを表示することがスタートです。