Web集客において、結果として見えるのが「成約」だけだと、作業の目標がざっくりしすぎています。そこで、その前の段階を把握することで、作業目標を具体的にするのがオススメです。また、このことによりWeb集客作業のモチベーションを高めるられると思います。
成約の前の段階を把握する
特に、ビジネスを始めた直後は、成約にはなかなか至りません。
成約というのは最終目標であり、最初の目標としてはざっくりしすぎで大きな目標過ぎるとも言えます。
ビギナーの場合は、なかなか目標に至らないためやる気を失うことにもなりかねません。
そこで、オススメなのが、成約に至る前の段階としてユーザーがとったアクションを把握することです。
例えば、LINE登録を成約としているなら、登録される前にLINEへのリンククリックが前段階のアクションです。
電話が成約なら、コールされる前に電話ボタンのクリックが前段階のアクションです。
来店型店舗ビジネスなら、電話の1つ前の段階として、お見せの場所を調べるアクションとしての地図リンクのクリックも前段階のアクションです。
最初の目標の数字を下げられる
例えば、LINE登録を成約と設定しているとします。
そして、Webサイト来訪者の10%を成約数の目標としているとします。
特に、最初はこの数字にはなかなか至りませんので、目標とするにはハードな数字になります。
そこで、1つ前の段階を目標にします。
例えば、その前の段階のLINEボタンを”クリック”した人は、どれぐらい”登録”まで進むでしょう?
例えば、50%と仮定します。
そうすると、LINEボタンクリックまでの目標は、来訪者の20%ということになります。
最終的な目標は、来訪者の10%のLINE登録ですが、その前の目標として来訪者の20%のLINEボタンクリックという目標が作れます。
最終的な目標達成の難易度は上がりませんが、この20%の数字の方が増えていく過程を確認しやすいわけです。
結果的に、Web集客のモチベーションが上がるはずです。
もちろん、LINEボタンをクリックした人が確実に50%登録に至るかどうかはわかりませんし、実際にはこの前の段階であってもかなりの試行錯誤が必要です。
お伝えしたいのは、より難易度の低い目標を設定して、それを最初の目標にした方が作業のモチベーションが高まるということです。
確認しやすい数字にして把握する
次に、この成約の1つ前の段階のアクションをどのように把握すればいいのか、という話になります。
方法としては、Google Analyticsに”イベント”として記録してその数字を見ることになります。
初心者の場合、Analyticsで見る数字は、アクセスユーザーの数やページのアクセス数が分かりやすいと思います。
イベントというのは聞き慣れないかもしれません。
イベントとは、ユーザーの電話ボタンのタップや外部リンクのクリックなどのアクションのことです。
こういった数字もAnalyticsで集計して見ることができます。
ただ、この数字を見られるようになったとしても、見ているだけでは「ふーん」で終わってしまいます。
そこで、この数字を「目標」として設定することでわかりやすくします。
そして、このように目標にすることで、文字通り目標を達成するためのWebサイトの改善施策を採ることができるようになります。
実際に、Webサイトでイベントを発生させるには、Googleタグマネージャーというのを使う方法が便利です。
また、そのイベントをAnalyticsで目標として把握するには、事前に設定する必要があります。
具体的な設定方法は、有料講座では「Googleタグマネージャー」でご説明していますが、Googleで検索してもらえばいくらでも見つかると思います。
また、近い将来無料のライブセミナーでもお届けする可能性が高い内容です。
すぐに設定してみたい方は、有料講座をご検討ください。
「Googleタグマネージャー」
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