SNS集客に興味はあるけどイマイチ気が乗らない。さて、SNS、具体的には、Instagram、Twitter、Facebookを使った集客をこれから始めるならどのように使えばいいでしょうか?そもそも、やるべきかどうかという問題も含めて現時点での私の考えをお伝えします。
オススメしないSNS集客
SNS集客というと、Instagram、Twitter、Facebookなどにマメに投稿をするイメージがあると思います。
ただ、批判コメントも恐いし、クリックレスポンスするのも大変だし、という理由で敬遠する人が多いようです。
確かにその通りですし、それ以前にこういった集客方法は、膨大な時間がかかりますし、精神的にも疲弊します。
特に時間がかかるのは、フォロワーを集める作業です。
無料でやる場合は、それなりのフォロワーが必要になります。
逆に言えば、有料、つまり広告を使う場合はこの限りではありません。
私の今の結論として、TwitterとFacebookについては、これからフォロワーを増やして無料集客をすることはオススメしません。
コスパが悪すぎるからというのがその理由です。
唯一、フォロワーを増やしながらがんばってもいいと考えているのはInstagramです。
若い世代向けビジネスの場合は、Instagramは非常に有効な手段です。
検索にも使われているケースがあるため無視できない存在と言えます。
フォロワーを増やす作業は非常に面倒ですが、それでも業種によってはやる価値が十分にあります。
Instagramには広告も使えますが、若い世代には広告は敬遠される傾向が高いためリアル投稿の方が反応がいいようです。
フォロワーの増やし方に王道はなく、地道にフォローをしてフォローバックをしてもらう作業を続けるしかありません。
もちろん、前提として、ターゲットを明確にして、ターゲットの好む投稿を続けている必要があるのは言うまでもありません。
自動投稿と広告を使ったSNS集客
ブログによるSEO集客をしている人は、Facebookページへの自動投稿と広告出稿をオススメします。
また、フォロワーが少なくても、ついでにTwitterへの自動投稿もオススメします。
これは、反応がある・ないに関わらず、手間がかからないからついでにという理由です。
WordPressの場合の具体的な方法は、ブログを投稿した際に自動的にFacebookページとTwitterに投稿してくれるプラグインを使います。
自動投稿ですから、一度設定をしてしまえば全く手間なしになります。
こういった機能を持ったプラグインとしては、例えば「Jetpack」などがあります。
加えて、Facebookページの場合は、Facebook広告を使って投稿を拡散するのがオススメです。
Facebookページへの投稿の広告は、広告費用があまり高くありません。
しばらく使ってみて、反応が悪ければやめてしまって、自動投稿だけ続ければいいと思います。
clubhouseの場合は話が変わる
今流行のClubhouseの場合は、少し話が変わってきます。
SNS集客の導線としては、基本的に、SNSからWebサイトへ誘導してWebサイトでクロージングという流れになります。
そのため、これまでご説明してきたような方法で、入り口となるSNSにアクセスを集めるわけです。
ところが、clubhouseの場合は、clubhouseの方が入り口になります。
もちろん、clubhouseへSNSなどからアクセスを誘導するというケースもありますが、現時点ではスタートがclubhouseになることがほとんどです。
clubhouseを集客に使う場合の難点は、プロフィール欄にURLを貼り付けてもリンクにならないことです。
唯一リンクとして機能するのは、プロフィール欄の下にあるTwitterとInstagramへのリンクです。
つまり、clubhouse集客においては、TwitterとInstagramを誘導先に使うしか方法はありません。
ただ、誘導先としてのみ使うなら、TwitterとInstagramにはフォロワーは要りません。
そして、clubhouseは話せますから、TwitterとInstagramに容易に誘導が可能です。
例えば、「Twitterのリンクから●●を見てください。」「InstagramのリンクからWebサイトをご覧いただけます。」といった誘導が効果的にできます。
トーク中に自然に誘導ができるので、誘導率もかなり期待できます。
また、Twitter、Instagramともにclubhouseのトーク中にリアルタイムで投稿して誘導することもできます。
もちろん、Twitterについては、投稿に自由にURLを貼り付けてリンクとして使えます。
また、Twitterのプロフィール欄に、あらかじめWebサイトなどのURLをまとめて設定しておくことも可能です。
Instagramは、WebサイトのURLを設定することができます。
このように考えると、今までTwitterをやってこなかった人も、clubhouseで集客のためにフォロワーゼロでもTwitterを始める意味があるということになります。