私の言うところのSEOブログというのは、言うまでもなく集客のためのブログのことです。つまり、ターゲットユーザーの悩みを解決するお役立ちブログのことです。ブログとしてお役立ち情報をアウトプットすると、広告費を使わなくても集客できるというメリットがあります。そして、それ以外にも、いろいろメリットがあります。その1つが、自分のビジネスのターゲットについてよく理解できるようになることです。
✓お役立ちのネタを探す
お役立ちブログのネタは、ターゲットが困っていることです。
大前提として、ターゲットユーザーが明確になっている必要があります。
もし、ターゲット像が明確でないと、集客の後もすべての施策がズレてくるので、ターゲットを明確にしておくという作業は手抜かないでください。
ターゲットの明確化については、こちらの動画で詳しくお伝えしていますので後ほどご覧下さい。
『ターゲットユーザーが不明確だとその先ずっとブレ続ける』
ターゲットの困っていることのリサーチ方法はいろいろありますが、今回はdマガジンを使う方法をご紹介します。
dマガジンは月額440円で、500誌以上の雑誌が読み放題のサービスです。
docomoのサービスですが、docomo携帯を使ってなくても誰でも利用できます。
このサービスは、特にiPad持っている人でしたら相性のいいサービスですのでオススメです。
500誌以上となると、ほとんど書店に並んでいる雑誌なんかは網羅されています。
読めるコンテンツに一部制限はありますが、ほぼ雑誌を買う必要はなくなります。
私は、料理好きなのですが、テレビの料理番組のレシピなんかを作ることが多々あります。
そういった場合に、ほとんどの料理番組のレシピ本を網羅しているので重宝しています。
話がそれましたが、今回は、このdマガジンの”検索”機能を使ってネタになりそうな「記事」をリサーチします。
例えば、ターゲットユーザーとして、”独立系の副業で複数収入減を得ることを目的にしている人”を想定してみます。
そこで、dマガジンを使って、このターゲットの方々の役に立つ情報をリサーチします。
今回試しに「副業」というワードで検索してみたところ、DIMEと雑誌の記事で「もうかる副業」という記事が見つかりました。
記事の中身は、ランキング形式になっていて、1位のウーバーイーツから始まって、せどりなどが続いてました。
ウーバーイーツも、せどりも副業としては悪くないですが、今回のターゲットは独立系なので雇われ形態は対象外です。
ところが、5位に家事代行というのがありました。
記事の中では、家事代行サービスに登録して時給1500円ぐらいで働くということが紹介されていました。
ただ、家事代行なら独立起業も可能です。
そこで、家事代行でも、家事代行サービス業者の下で働くのではなくて、独立して働く方法を記事として書こうと思いました。
つまり「家事代行は独立してできるのか?」という疑問を持っている人向け、のお役立ち情報になります。
✓検索ニーズのリサーチは必須
次は、本当にこのような悩みを持っている人がいるのかどうかをリサーチします。
いるとするなら、こういった人はどういった検索ワードで検索するのか?
たとえば「副業 家事代行 独立」というキーワードを思いつきました。
そして、このキーワードが実際に使われているかをラッコキーワードを使って調べてみました。
ラッコキーワードを使うと、実際に使われている検索ワードを調べることができます。
ラッコキーワードについては、この動画で詳しく説明していますので後ほどご覧ください。
結果として、よく使われている検索ワードとしては「副業 家事代行」までしか調べられませんでした。
ただ、「副業 家事代行」だと範囲が広すぎるので”独立”も付加したいと思いました。
そこで、検索数の少ないロングテールキーワードにはなりそうですが、「副業 家事代行 独立」で実際に検索して調べてみました。
結果として、この検索ワードの答えになるようなWebページが、検索結果の1ページ目に出てきたので”検索ニーズあり”と判断して、このワードで行くことにしました。
次の作業としては、検索結果に表示されたページについて、少なくとも1ページ目に表示され居てるページについては全て表示して中身を見ておきます。
そして、その際に”見出し”を拾っておきます。
ちなみに、見出しは、最近の検索結果の上位に表示されるWebページの場合、ほとんど上部に「目次」としてまとまっています。
この見出しは、これから自分の記事を作る際の参考にします。
✓オリジナル記事として書く
ここまでの工程で、ネタを入手して、ニーズがあることも確認しました。
これから、お役立ちコンテンツを書いていきます。
言うまでもなく、ネタ元、つまり今回でしたら、DIMEの記事を完コピするのは論外です。
法的にも、倫理的にもアウトです。
また、ちょっと書き直すぐらいでも意味はありませんのでやめてください。
あくまでも、ネタ元の記事は参考にするだけです。
執筆のポイントは
①自分の知見を入れた文章にする
・・・自分の経験や知識、自分の意見などを含めてネタ元の記事を使って文章を作ります。
②検索結果に表示された他のページの内容に方向性を合わせる
・・・つまり自分の書きたいことなどを絶対に書かない
の2点です。
これでオリジナルな記事になりますし、読み手もあなたの人柄を感じられます。
繰り返しになりますが、自分の書きたいことを書いてしまいがちなのですがこれは御法度です。
あくまでも、ターゲットユーザーが欲しがっている情報を書く必要があります。
そのためには、検索結果に表示されているWebページが発信している情報の方向性が参考になります。
これに合わせて下さい。
さて、本文を書き終わった後、つまり最後に超重要な作業があります。
それは、”タイトル”の作成も絶対に手を抜かないということです。
文章を書いてしまうと焦燥して疲れ切ってしまうので、記事のタイトルを手抜きしてしまうことが多々あります。
ただ、それをやるとこれまでの苦労が水の泡になります。
できれば、タイトルは、文章を考えたのと同じぐらいのエネルギーを込めて作るようにしてください。
ところで、タイトル作りは真似る方法をオススメします。
使ってもらいたい参考書籍は、神田昌典さんの『売れるコピーライティング単語帖』です。
こちらの動画で詳しく説明していますので、後ほどご覧ください。
『【初心者向け】PASONAで作るランディングページ(セールスレター)』
コピーは、自分の頭で考える必要はなくて、すでに実績のあるコピーを使って作るということなのです。