小さな親切をすると幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されるそうです。小さな親切を続けると常に幸せな状態にいられます。SNSでの小さな親切といえる気の利いたコメントをすると、3つのメリット(自分が幸せになる、相手が幸せになる、SNSでの存在感が高まる)があります。
親切体質になって幸せになる
Instagramでもいいですが、気の利いたコメントを続けていると人生が好転すると思います。
平たく言うと、常に幸せな状態でいられます。
SNSでの気の利いたコメントというのは、リアルでは小さな親切のことです。
小さな親切を続けていると、人生が好転すると言われています。
その理由は、他人へ親切にすることでポジティブな感情を感じやすくなるからだそうです。
そして、逆にネガティブな感情を感じにくくなるそうです。
人に親切にされるよりも、人に親切する方が幸せを感じられると言うと、意外に感じるかもしれないです。
ただ、これはあなたもこれまでの人生で実感されているのではないでしょうか?
他人に親切にすることで、相手も自分も幸せになれるということはある意味すごいことです。
ただ、人に親切をするのに慣れていない人が多いかもしれません。
親切にするのはやぶさかではないが、照れくさいとか、押しつけがましいかもとか、心理的な抵抗を持っている人も多いかもしれません。
特に、東京の人はシャイな人が多いので、こういう傾向の人が多いと思います。
そこで、私のオススメの方法があります。
それは、最初はなんちゃってやることです。
つまり、心は伴ってなくてもいいので、親切な行動だけするのです。
実は、私も昔この方法で始めました。
ところが、なんちゃってでやっているとすぐに板についてきて、自然にできるようになってくるのです。
その理由はシンプルで、なんちゃってでもすぐに幸福を感じ始めるからです。
科学的には、小さな親切を続けていると脳内にオキシトシンというのが分泌されるそうです。
オキシトシン、よく聞きますよね。
幸せホルモンとか、愛情ホルモンと呼ばれるモノです。
このホルモンが分泌されると、対人恐怖症の人も人に対する恐怖が減ってコミュニケーションが苦になくなるそうです。
ところで、小さいな親切とは具体的には、どういったことがあるでしょうか?
例えば、ありがとうという言葉を使う、人のいいところを見つけたら褒める、エレベーターで乗ってきた人に階数を聞いてボタンを押してあげる、ちょっとしたおみやげを買っていく、などです。
SNSでもできる小さな親切
コロナ過でもリアルでの小さな親切をすることは可能です。
ただ、コロナ禍の影響もありスマホ利用が増えているので、SNSでの小さな親切も積極的にしたいところです。
SNSでの小さな親切は、ずばり気の利いたコメントをすることです。
FacebookやインスタグラムもちろんTwitterもそうですが、いいねよりも一言のコメントです。
コメントするのは面倒くさいと思われがちですが、慣れてしまえば言うほどの手間ではありません。
いいねをする人は多いですが、コメントする人は少ないので小さな親切としての効果は絶大です。
同じレスでも圧倒的な差が付きます。
もちろん、他の友だちに対して差を付けるのが目的ではないです。
ただ、結果的に差がつきます。あなたは間違いなく存在感が高まります。
自分も友だちも幸せになって、しかもその友だちから一目置かれるのですからやらない手はないです。
気の利いたコメントとは
ところで、気の利いたコメントをすると言っても、実は言うほど簡単ではありません。
ググると気の利いたコメント集みたいなのが見つかりますが、はっきり言ってあんなものは役に立ちません。
理由は明確で、そのコメント集のコメントを自分が受け取ってどう感じるか考えればわかります。
気の利いたコメントとは、私なりに言い換えると思いやりのあるコメントです。
ほとんどの人は自己中です。
別に、批判しているのではなくて、私もそうですし、人間はそもそも自己中なのが普通です。
そのため、意識しないと自然と自己中でコメントしてしまいます。
自己中からのコメントは、自分のこと語ったり、自己主張を書いてしまっていることが多くなります。
自分の投稿に自己中のコメントとかされても、はっきり言ってウザいです。
そう考えれば、これの逆をやればいいわけです。
人は自分が中心で自分が一番大切で好きなわけですから、その人中心のコメントを書いてあげればいいわけです。
思いやりとは、当たり前ですが、相手を人として扱うということです。
人を人として扱うというのは当たり前のことですが、結構できてないことが多いです。
その投稿をした人が、どういう思いでそれを書いたのか、共感して相手の気持ちを想像するわけです。
普段こういったことをやっていない人、ちょっと悪く言うと共感力が低い人、私もそうですが、最初は頭が付いてこないと思います。
ですから、もう訓練しかありません。
SNSでの友だちの投稿を読んで、どういう思いで書いたのか5秒ぐらい考える。
まずは、これを繰り返すのはどうでしょうか?
最初の頃は、考えても思いつかない場合も多いと思いますが、その際はスルーでもいいと思います。
そして、書き手の気持ちに共感できたら寄り添ったコメントをする。
これが、結果的に気の利いたコメントになると思います。
加えて、テクニックもあるのでご紹介すると、比喩表現を使う、具体的に表現するといいと思います。
比喩を使うと、自分がどのように感じたかを分かりやすく伝えられます。
比喩表現とは、「●●のようですね」という感じです。
例としては、「美術館にある風景画のような写真ですね」とか、「子どものような純粋な気持ちを思い出させる体験ですね」とか、どうでしょうか?
具体的に表現する、の方ですが、「すごい」、「すてき」、「感動した」は抽象的な表現です。
こういうコメントでもうれしいですが、差をつける気の利いたコメントの場合は、具体的に
「私も●●でした」という表現がいいと思います。
例としては、「思わず見に行きたいと思った風景です」「一瞬子どもの頃にタイムスリップしながら読んでました」とか、どうでしょうか?
いずれにしても、実際にコメントしてみないと始まりません。
そして、気の利いたコメントができたかどうかは、相手の反応をみればわかります。