Webサイトのコンテンツとして、お役立ちページを作るべき理由は、続ければ結果として集客効果が期待できることがあります。続けるためのモチベーションを維持するために、まず得られることの大きさを理解することがあります。また、お役立ちページの作成は他人の疑問や悩みを解決する作業になりますので、他人のためなら頑張れる人のモチベーションも高めることができます。

お役立ちページを作る意義

Webサイトのコンテンツとして、いわゆるお役立ちページを作るべきです。
 
もちろん、あなたがビジネスをされている方で、Webサイトを使って集客をされているならです。
 
”べき”というと心理的に抵抗を示す方もいらっしゃると思います。
 
ただ、現実問題として、べき論の理解よりも問題になるのは、モチベーションの維持の方です。
 
私のこれまでのクライアント様の多くが、このモチベーションの維持で苦労されていました。
 
逆に、モチベーションさえ維持できれば、遅かれ早かれ大きな集客効果が期待できることがわかっています。
 
そこで、今回は、モチベーションを維持するためのヒントとなるお話をお伝えしていきたいと思います。
 
まずは、お役立ちページの必要性を理解することです。
 
お役立ちページの定義ですが、これはあなたのビジネスの見込み客の方々の持つ疑問や悩みを解決するためのコンテンツです。
 
こういったコンテンツがあなたのWebサイトにあることで、見込み客の方はあなたを専門家として認めます。
 
大袈裟でなく、こういったコンテンツがある程度充実していれば、サイトの権威を示すことになるわけです。
 
また、お役立ちページというブログ形式で公開することで、人柄が伝わり親近感を持ってもらうこともできます。
 
集客は理詰めと考えている方も多いですが、実際にはお客様の感情が動くかどうかが勝負です。
 
人は、理屈で買うってことはありません。
 
あくまで、感情で購買するのです。
 
 
加えて、お役立ちページが豊富にあると、SEO効果によってアクセスが増えます。
 
お役立ちページに含まれるワードが、検索に使われるワードとマッチすることで検索結果に表示されるわけです。
 
そして、スマホ時代の今は、音声入力で検索するユーザーも増えており、検索ワードのバラエティは以前に比べると予想できないぐらいに増えています。
 
こういった状況では、細かいSEOをするのではなく、なるべく豊富なコンテンツを用意して待ち構えるのが王道のSEOと言えます。
 
 

リサーチから得られるものを理解する

お役立ちページを作るためには、見込み客の方々が持つ疑問や悩みをリサーチする必要があります。
 
ただ、リサーチと聞くと、反射的に面倒くさいと感じる方も多いと思います。
 
この感情が出てしまうとリサーチ作業は進みませんから、まずはこれを解消したいところです。
 
そこで、リサーチによって得られるものがいかに大きいかを理解します。
 
 
実は、長年ビジネスをしている人でも、お客様の持つ疑問や悩みを理解できている人は少数派です。
 
ところが、リサーチをするとお客様の持つ疑問や悩みが明確に理解できるようになります。
 
そうなると、お役立ちページを作る際に役立つのはもちろん、それ以前に、今あなたが提供している商品、サービスの内容の変更や追加をするためのヒントにもなります。
 
次に、リサーチをしてコンテンツを作ることで、あなたの専門家としての知識が整理され、よりブラッシュアップされます。
 
あるいは、知らない知識なども見つかって、結果としてあなたの専門家としての知識として足りなかったピースが埋まることにもなります。
 
起業家は勉強熱心な方が多いので、新しいことへの取り組みには積極的です。
 
逆に、既存の知識について再度勉強することは少ないと思います。
 
ところが、お役立ちページのコンテンツ作りのためのリサーチをすることで、既存の知識がより強固になるわけです。
 
そう考えると、リサーチを行わなかったままですと、専門家として自負のあった既存の知識に抜けがあるまま放置されていた可能性もあったわけです。
 
このように考えると、リサーチによって得られることが非常に大きいと理解できると思います。
 
 

他人のために頑張れるを利用する

多くの人は、自分のためでなく人のためになるとより頑張れます。
 
もちろん、こういった考え方は人それぞれですが、少なくとも私は自分のことよりも人のための方が頑張れます。
 
もし、あなたもそういった類いの人であれば、この考え方を使ってお役立ちページを作って下さい。
 
つまり、疑問や悩みを解決出来て喜んでいる人の顔を想像しながらお役立ちページを作るわけです。
 
できれば、リアルなリアクションが得られれば最高なのですが、ここでは想像力でカバーするしかありません。
 
想像ではむなしい気もしますが、その喜んでくださった方々は、あなたのビジネスの見込み客ですから、そのままあなたのお客様になってくださる可能性もあります。
 
そして、実際にお客様になって下さった方のお仕事をした際には、本当に喜んで頂けたリアクションを感じられるので最高の気分を味わえるわけです。
これが起業の醍醐味です。
 
人は自分が他人の役にたっていることを感じることで生きがいを感じます。
 
そして、このことを感じられるのが起業の醍醐味です。
 
 
起業するなら、お金のために嫌なことをするのではなく、生きがいを感じられることをしてお金は結果と考えた方がいいと言われるのはこのためです。
 
こう言うと理想論だと言われますが、起業で理想を追わないなら、私なら最初からずっと雇われ仕事をしているとおもいます。