聴く読書をするために使えるオーディオブックサービスとしてAmazonのAudibleですが数ヶ月前から聴き放題になりました。自腹で本を買うと自然と自分の好みに偏ったジャンルの本を選んでしまいますが、聴き放題なら普段選ばない本も選べます。知識の多様性を高めるために最高の方法だと思います。
Amazonのサービスに、Audible(オーディブル)というオーディオブックがあります。
数ヶ月前からシステムが変わって、月額1500円で聴き放題になりました。
厳密には、全ての本が聴き放題ではないですが、今回お伝えすることを実践するに関しては問題ありません。
聴き放題だからできる、知識の多様性を高める作戦を試してみてください。
本を読むことのメリット
今さら本を読むことのメリットを私がお話するものはばかられますが、私なりの視点も含めてちょっとお伝えしたいと思います。
まず、情報弱者は、これから先の時代では本当にヤバイと思えるからです。
今まででも情報弱者は情報強者から搾取されてきましたが、今後はそれが加速すると思います。
日本では貧富の格差が広がっていると言われていますが、実は海外の先進国と比べると格差は小さい方です。
そう考えると、まだ格差が広がる伸びしろがあるということです。
そして、貧富の格差というのは、IQの格差と言われています。
昔から、お金はIQの低い方から高い方に流れると言われています。
ですから、搾取される側にいたくなければ、読書をして情報武装するべきということです。
次に、人生100年時代ということで、今生きている人たちの人生はまだまだ続きます。
これまでの社会の仕組みと常識のままのマインドですと、長い人生の後半は楽しめません。
そこで、自分の将来における可能性を広げるために、そして、発想を柔軟にするためにも広いジャンルで知識を増やしておくことは必須と言えます。
ポジティブに考えれば、多様性のある知識を増やしておけば、これから先もずっと人生の可能性、選択肢を増やしつづけられるわけです。
本を読むというのは、言い換えると人の意見を聞くと言うことと同義です。
歳を取ってくると、特に人の話を聞かなくなる傾向が高まりますので、本を読むことで人の意見を聞く機会を増やせるという効果もあります。
最後に、本は読むべきとは思っているけど、読むのが苦手な人にはオーディオブックは強い味方であり、読み放題は朗報です。
もちろん、聴くだけでなく、いい本に出会った場合は実際の本を買って読むのが理想ですが、聴くだけでも何をしないよりは何倍も意味があります。
そして、読むのが問題ない人にとっても、オーディオブックは耳が空いているタイミングを全て読書タイムにできるというものです。
耳が空いている時間をもれなく使えば、ぐっと読書量が増やせます。
また、運動しながら読書をするのはすごく合理的なのでオススメです。
ウォーキングには最適ですし、ランニングや筋トレなどの強めの運動の場合でも慣れてしまえば問題ありません。
逆に考えると、運動不足の人が、耳で読書をするために運動を始める理由としても使えます。
知識の多様性を高める聴き方
読む本を選ぶ際は、自分の好きな本を選んでひたすらそれらを読むだけでも十分に意味があります。
ただ、聴き放題のAudibleを使う際には、そのメリットを最大限に利用する意味でも、知識の多様性を高める本の選び方をするのはどうでしょうか?
ところで、SNS、具体的にはツイッター、YouTube、Facebookなどお使いだと思います。。
これらSNSは、娯楽目的だけでなく、情報を収集するのにも使えますし、効率的に情報収集ができる優れたメディアと言えます。
ただ、1つ、しかもとても大きな問題があります。
それは、SNSはコンテンツの表示アルゴリズムを担うAIが余計な気を利かせてくれるため、偏った情報しか手に入りません。
偏ったというのは、ユーザーの好みに応じた内容ということです。
ユーザーの好みに合わせてくれているのだから、いいようにも思えますが、偏った情報ばかりに接していると多様性がどんどん損なわれます。
このユーザーの好みに応じた偏ったコンテンツだけを表示するアルゴリズムは、ほぼすべてのSNSで共通の機能です。
つまり、SNSを代表とするネットメディアだけを情報収集源としていると、非常に偏った情報だけに接することになり、多様性を損なってしまうことになります。
勉強量の総量がまだまだ足りない時点では、ある程度専門性を高めるために偏った情報だけをインプットしてもいいですしその方が効率的です。
ただ、専門性を高めるための情報収集というのは思いの外早く終わります。
そのタイミングの確認方法としては、本などを読んでいる際に、どこかで聞いた話だなという感覚の頻度が上がった時点でほぼその分野での情報収集は終わっていると考えて大丈夫です。
専門性をある程度高めた後は、すぐに多様性を高める方向に舵を取った方が知識の幅が広がり、発想の幅も広がります。
そして、多様性を広げるためにはAudibleが使えます。
実は、Audibleもユーザーの興味に合わせたレコメンドをやってくるのですが、本の選択は可能なので選び方で工夫ができます。
私のオススメの方法は、敢えて自分が興味のない本ばかり選ぶようにする、ということです。
この行為は、リアルにお金のかかる本だとやりにくいですが、読み放題のAudibleなら躊躇なくできます。
人は、年齢を重ねるごとに何ごとにおいても保守的になります。
そのため、何ごとにおいてもかなり多様性を意識する必要があると言えます。
月額制の読み放題のAudibleなら、興味のない分野の本、あるいは嫌いなジャンル、嫌いな著者の本でも躊躇なく手を出せます。
個人的には、Audibleの使い方としては、この手法はなかなか秀逸だという自負があります。
そして、実際に聴いてみていいなと感じたり、ピンと感じたら、是非リアルな本も買って新たなジャンルに飛び込んでみるべきです。
もちろん、紙の本にこだわらなくてもKindelブックでもいいと思います。
耳空き時間での聴き方
Audibleの聴き方として、耳が空いている時間での私なりのオススメをご紹介します。
耳が空いている時間は、交通機関での移動時間はもちろん、それ以外にもたくさんあります。
そのタイミングで、基本的に、スマホアプリで聴くことになると思います。
もちろん、PCでも聴けますし、スマートスピーカーでも聴けますが、スマホとワイヤレスイヤホンの組み合わせが最強だと思います。
アプリでは、再生速度が設定できますが、最低でも2倍速以上で聴いてください。
全然早くないと思いますので、可能な限り速度は上げてみてください。
言うまでもなく、速度を上げれば早く聞き超えることができます。
聞き逃しの不安があると思うのですが、気にしなく大丈夫です。
人間の能力は高いので、あなたに必要な箇所は必ず引っかかります。
もし、そういう箇所を聞き逃したら分かりますので、その際は30秒戻して聞き直してください。アプリなら簡単にできます。
ワイヤレスイヤホンは耳読には必須で、iPhoneユーザーならAirPodsがいいと思いますがちょっと高めです。
最近は、安くて高性能のワイヤレスイヤホンがたくさんありますので、耳読には高音質も必要ないので最初は安いのから始めてもいいと思います。
好き嫌いはありますが、運動しながら使うならカナル型がいいです。
そして、できれば、apple watchを買って聴くと便利です。
運動中は、iPhoneを持ち歩かなくてもAudible聴けるので便利です。
その他、耳が空いている時間、車を普段使っている人は、移動中ですね。
新しめのiPhoneなら防水性能も高いのでお風呂タイムも耳での読書時間になります。
料理をする人なら料理中ももちろん使えます。
これら全部を聴く読書の時間にすればそれだけでかなりの読書量になると思います。
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