こんにちは、藤田です。

今回もメルマガをお届けします。

1. システム開発ビジネスを再開しようと考えている件

ChatGPTがこれまでの常識をガタガタと壊してくれていますが、その中でも特筆すべきなのはプログラマーの立ち位置を完全に変えてしまったという点です。

ちまたでは、ブログを書いてくれるとか、キャッチコピーを作ってくれるなどの文章作成に注目が行っていますが、コスパで考えるとバグのないプログラムコードを一瞬で作ってくれるというのは革命レベルだと思います。

この価値は、プログラミングをしたことのある人ならすべての人が容易に理解できます。

私もかつてシステムエンジニアでしたのでかなりの衝撃を受けている1人です。

プログラミングという作業は、体への作業負荷が高いため、歳を取る毎に厳しい作業になります。

これが、プログラマーは若い時期にする仕事と言われる所以です。

ただ、設計だけすれば、あとのプログラミングはAIがやってくれるということなら話は変わってきます。

ならば、昔取った杵柄という訳でもないですが、シニア世代も再度AIの力を借りてプログラミング業界に参入もありです。

そのように私は感じていました。

私がすぐにそうしなかった理由は、データベース部分の設計、とくに正規化という作業までしてくれるのかという大きな問題があったからです。

正規化というのは、データベースの無駄を省いた設計をして、特にプログラム全体の機能を拡張する際に有効となります。

加えて、AIがデータベースとの連携部分も作ってくれるなら、仕様書さえかければコーディングが完全に不要になる可能性があります。

しかも、テストプログラムまでAIで作れる可能性があるので、そうなるとテストまで不要になります。

いろいろ調べている内に、こういったことまでできる可能性があるので、今は試してみない手はないなと考えています。

話は少し変わりますが、今後のシステム開発の業界は、プログラミング教育のやり方が大きく変わる可能性があります。

従来のプログラミングのやり方を知っている人なら余裕でAIを自分の分身として使えます。

全くプログラミングを知らないとAIでプログラミングできるかというと疑問符がつきます。

ただ、今後にプログラミングをする人が、従来と全く同じやり方でプログラミングを学ぶ必要があるのかとなるとそれも疑問を感じます。

つまり、今後は、始めからAIを使う前提でプログラミングを覚えた方が効率的なのかも知れません。

私の様な古い考え方だと、最初は修行みたいな感じで従来の学び方をしてからAIを使う方がいいのかもとも思ってしまいますが、若い人ならこういった修行は完全に不要で、すらすらできるようになるのかもしれません。

ただ、私が、従来のプログラミングの手法で自力でできるようになってから使うべきと考えている理由は、いざとなったときにコードを読めないとまずいのではということです。

AIに完全に任せてしまうと、出来上がったプログラムが文字通りブラックボックスになってしまうからです。

そう考えると、こういったAIによるブラックボックス問題は、プログラミングの世界に限らず各所で起こりそうです。

AIが活用される今後の社会の社会問題の1つになるのかもしれません。

2. 自分のYouTube動画からブログを作る

情報発信方法の王道として、「ワンコンテンツ・マルチユース」というのがあります。

意味は文字通りで、1つのコンテンツを作ったら、そのコンテンツを複数のメディアで活用すると言うことです。

例えば、ブログを書いたら、その内容を使って各種SNSにも同じ内容を発信するという感じです。

私は、今は、このメルマガを含めて、ブログもYouTubeも集客目的でやっていないのですが、今後集客目的で再開する際は、スタートをYouTubeからやろうかと思っています。

理由は、これまでの経験で、YouTubeを録ってからブログを書いた方がきっちりとまとまるからです。

これは、自分の口でアウトプットすることの効果で、自分の本心でないことなど変なことは話せないからです。

また、集客目的のノウハウ動画、お役立ち動画を作ろうとうすると、台本はかなり作り込む必要があるため品質も上がります。

つまり、YouTubeの台本を先に作ってしっかりした動画を作って動画撮影してアウトプットし、そこからマルチユースするのが合理的ということです。

そして、このやり方を取る場合に、もしかしたら使えるかもと思っているのが、YouTube動画をまとめてくれるChromeブラウザの拡張機能です。

「YoutubeDigest: ChatGPTでまとめる」という拡張機能なのですが、このプラグインはChatGPTを使ったもので無料で動画の内容をまとめてくれます。

https://chrome.google.com/webstore/detail/youtubedigest-summarize-u/agjkjablkiapmpbeglmdcmhnihlofija?hl=ja

仕組みとしては、YouTubeが書き起こした字幕を使ってChatGPTで要約を作っているようです。

そのため、アウトプットされる内容は、書き起こされた字幕の精度に依存します。

この拡張機能の本来の利用ケースは、他人の動画を見るのが面倒な場合に、この拡張機能でサクッと内容を把握するためのもののようです。

この拡張機能は、いろいろなパターンでアウトプットを作ってくれるのですが、その中にブログライクの文章を作ってくれる機能があるのです。

そこで、その機能を自分の動画で動かして、ブログの下書きアウトプットに使うと言うことです。

筋道の通った台本がしっかり作り込まれていれば、アウトプットもうまく出力されると思います。

もちろん、アウトプットされた内容への手直しは必要でしょうが、手間はかなり省かれる気がするのでトライしてみる価値はありそうです。

ちなみに、他の人の動画をサクッと把握する際の使い勝手ですが、これはどれぐらいの精度を求めるかに依ります。

私としては、その動画を見る価値があるかどうかの判断には使えると思っているのでそのように使っています。