こんにちは、藤田です。
 
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固定観念の違いが生んだ若い世代の2台持ち

「電車の中でみんなスマホを見ている風景は異様」と、ある意味でよくないことのように言っている人がいます。

ただ、スマホの登場前、もっと言えば携帯電話の登場前は、どうだったかです。

その当時は、音楽プレイヤー、マンガ雑誌、本、ゲーム機器、新聞など様々なものを見たり使っていたわけです。

それらすべてが、汎用コンピュータであるスマホで代用できるようになっただけの話です。

見た目は異様なみんなスマホですが、見ているコンテンツや使っている機能は人それぞれ違うということなわけです。

 

先日、テレビで「15歳~19歳の女性の2割超「スマホ2台持ち」」というのがありました。

内容は、2台持ちしている理由やどういう使い方をしているかでした。

テレビなので実際の使い方よりも変わった使い方を紹介していて、例えば動画2作品を同時に視聴する人がいるそうです。

これもタイパ重視なのでしょうか?倍速でドラマを見るよりも意味がわかりません(笑)

「内カメ・外フラ」という自撮りの方法があって、一方はインカメで自撮り撮影、もう一方はフラッシュライトをつけて、2台を重ねて自撮りをするそうです。

本当にそんなことやっているんでそうか?おじさんには理解できません。

使い方については置いておいても、若者の2台持ちは少なくないと言うことです。

 

話を戻しますが、2台持ちの本質的な目的は複数あった方が便利だということです。

例えば、ガラケーの頃ならマンガ雑誌とガラケーでiモードという組み合わせで便利に使えたのが、スマホになって、ネットもマンガもアプリで1つになってしまいました。

そうなると、同時に使いにくいので逆に不便になってしまったわけです。

 

テレビを見ながらLINEやSNSといった使い方が普通の世代は、YouTubeを見ながらも使いたい訳ですから、そうなるともう一台必要になるわけです。

そこで、iPhoneの機種変更をしても、まだ現役で使える端末は残しておけばセカンド端末として使えるので、端末複数持ちをするのは自然な成り行きということです。

「2台もスマホを持っているのはおかしい」という固定観念のない若者の場合は何の抵抗もなく2台持ちするわけです。

マルチディスプレイは便利

仕事をする際にマルチディスプレイが便利なのは10年前から分かっていたので、ほとんどの職場では大型モニタとノートPCの組み合わせで仕事をしていました。

それなのに、マルチ端末の利用が流行らなかったのは、これまでのスマホの利用者層が持っていた固定観念が邪魔をしていたからではないでしょうか?

実は私も固定観念に邪魔されていたのですが、あるきっかけでマルチ端末派に変わりました。

私の考えが変わったのは、数年前に、カフェで学生さんがノートPCとiPadを一緒に使っているのを見たのがきっかけでした。

そこで、自分でもやってみたところ便利なことに気づいたわけです。

ただ、大きな画面はノートPCを使えばいいし、2台の大きな端末の持ち運びは重いので今はiPadの方はminiにしています。

もちろん、加えてスマホも持っていますので3台同時に使うこともしばしばあります。

 

ところで、個人的にはスマホ2台より、iPhoneとiPad miniの組み合わせがオススメです。

実は、iPad miniはiPhoneよりも圧倒的に安いです。

スマホよりは重いですが、画面も大きく操作もしやすいので便利です。

現時点ではiPhoneにしかできないことがあるので無理ですが、iPad miniでiPhoneのすべての機能が使えるようになったらもうiPhoneは要らないのではと思っているぐらいです。

つまり、そうなればノートPCとiPadの2台持ちになります。

iPad miniのオススメな使い方

このiPad mini ですが、私なりのオススメの使い方をご紹介します。

まず、iPadを立てて使うためのスタンドが必要です。

私はずっとマグネットスタンドというのを使ってきました。

iPadの背面に貼り付けて、立てて使う場合などに展開して組み立てて便利に使えます。

磁力でペタッペタッと組み立てができて便利です。

ただ、このマグネットスタンドというのは思いの外重いのです。

先日、あるYouTuberさんの動画を観てあらためて気づかされたのですが、軽いのが特徴のiPad miniを重くするのは本末転倒でした。

そこで、今はiPhone用のMagSafe対応の軽量スタンドを使っています。

iPad miniはMagSafe対応ではないので、マグネットリングというのを背面に貼り付けてMagSafe化しました。

 

つぎに、ペンですがこれはiPadには必須です。

ただ、純正のペンは2万円ととっても高額です。

落としてなくしたら泣くに泣けないです。

ペンの用途が緻密な描画アプリを使う人などを除いては、あくまでペンは操作や文字の入力なので高額な純正ペンは要りません。

私は3000円の中華ペンを使っていますがこれで十分です。無くしてもショックはありません。

それと、紙のノート代わりに積極的に手書きをするなら、ペーパーライクフィルムというのもオススメです。

 

それと、恥ずかしくなければ、ショルダーにするのもありです。

iPhoneをショルダーストラップで使っている人が増えていますが、これをminiでやるわけです。

デカいのでちょっと恥ずかしくて重いですが、十分実用に耐えます。

 

最後に、携帯回線ですがiPadにはセルラーモデルというのがありsimを指せば、WiFiが無くてもデータ通信ができます。

個人的には、iPad miniの場合は、スマホと同じように持ち歩けるのでセルラーモデルがオススメです。

セルラーモデルはWiFiモデルよりも1万円ぐらい高いですがその価値があると思っています。

セルラーモデルは要らないという人が多いのですが、やっぱり常時接続があるのは便利です。

使い方にもよりますが、スマホでテザリングをするとスマホの電源消費が激しいですしパフォーマンスも落ちます。

複数回線はコストがかかると思っている人も多いですが、今は、simの選択肢は多くpovoなどを使えばすごく安く済みます。

 

もしかすると今月中にiPadminiの新モデルが出るかも知れないので、そのタイミングで端末2台持ちにするのもいいのではないでしょうか?