すべての商売において、今すぐ買う気満々の「今すぐ客」が一番欲しい種類のお客さんです。
ただ、現実にはお客様の中に占める「今すぐ客」の割合はごく一部です。
割合にして1パーセント未満です。
ほとんどのお客さんは、今は買うつもりはないけど、もしかするとその内に買うかもしれない「そのうち客」です。
そのため、インターネットの検索経由であっても、成約率は1%〜3%に落ち着きます。
ただ、だからと言って残りの95%以上のアクセスを放置するのは、もったいな過ぎると思いませんか?
このアクセスをある程度”拾える”ようになると、ネット集客の効率が上がってきます。
いくつか方法がありますが、一つはPPC広告におけるリマーケティング(Yahoo!広告では、リターゲティング)です。
一度自社のホームページにアクセスしてくれた方に対して、追っかけて自社の広告を出し続ける方法です。
この方法は広告なのでお金がかかりますから二の足を踏む方も多いかと思いますが、リマーケティング”タグ”だけは無料で仕込めます。
無料でできるわけですから、すぐにやることをオススメします。
リマーケティングタグを仕込むと、「リスト」というのが溜まってきてそのリストに対して広告を出すことができるようになります。
逆に、あらかじめ仕込んでおかないとリストは溜まりません。
リストはある程度の数が溜まらないと広告が出せないので、いざ広告を始めようと思ってもすぐには始められないためタイミングを逸します。
今すぐに仕込まないと言うことは、今日御社のサイトを訪問してくれたお客さんの逃すことと同じです。
もったいないですよね。
仕込みの仕方は、「リマーケティングタグ」なんかのワードで検索するとやり方がみつかりますので実践してみてください。
もう一つは、メールアドレスを残してもらう方法です。
メールアドレスは、まさに”見込み客リスト”ですので集まればリストマーケティングをすることができます。
リマーケティングに比べると難易度はとても高いのですが、こちらも仕組みだけは用意しておくべきです。
やり方としては、まず、「そのうち客」の方々が『欲しい〜』と唸るような無料のオファーを準備してください。
「そんなオファー思いつきません!」と思考停止になる方も多いと思うのですが最初から100点満点の無料オファーを目指す必要はありません。
最初は、30点の無料オファーでいいので何か考えて、ホームページにメールアドレスを登録してもらう仕組みを作ることの方が重要です。
そして、30点のままで放置しないで、「もっといい無料オファーはないか」と日々頭を使うわけです。
ビジネスを営んでいれば、お客様のニーズも日々変わりますし何かのタイミングでひらめくことはあると思います。
ホームページへのアクセスが増えたり、無料オファーの価値が高まったりしてくると自然とハードルの高いメールアドレス集めもできるようになってきます。
リマーケティングも、見込み客リスト収集も、どちらもすぐに始めることが重要だと思います。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。