動画元年と言われたのが2014年ですから、動画マーケティングが活発になってから2年ぐらいが経ったことになります。
ただ、現実には、まだまだ活用している人は少ないです。
理由は、やっぱり動画作成に対して手が動かないからだと思います。
難しそう、面倒くさい、PCが遅くて動かない、・・・などなど。
だから、まだまだチャンスなのです。
ところで、なぜ”動画”なんでしょうか?
理由はいくつかあるでしょうが、文章を読まない人が増えてきているとか、スマートフォンの普及で簡単に観られるようになったこと、などがあると思います。
文章を読まない人がなぜ動画なら観るのか?
それは、昨今のテレビ番組のほとんどに使われている字幕(テロップ)の影響があると思います。
今は、ほとんどの番組で人が話したことをテロップとしても表示しています。
バラエティの場合は、派手なテロップを使っていることも多いです。
あの字幕を「うざい」と思っている人も多いでしょうが、放送している側は今後も減らすことなく使っていくと思います。
このテレビのテロップのイメージがあるので、文章が表示されるだけの動画でも読まれるのでは?、というのが私の推測です。
適当な画像を背景にして文章を切り替えていくだけの動画なら簡単に作れます。
次にスマホで動画を観ることですが、スマホで動画を観ない人には分からない話なのですが、今は音ありの動画でも自宅はもとより外出先なんかでも普通に観られています。
スマホにイヤホンで音楽を聴くのと同じ流れで、電車の中や待ち時間など普通に動画を観るんです。
これは、アクセス解析のデータなどからも分かっている話なのです。
観ない人は「そんなの観る人いるの?」と懐疑的になるでしょうが、現実には観られているのです。
そこで、文章を読まない人とスマホで動画を観る人だけをターゲットにして動画をマーケティングに使う場合を考えてみます。
この両者に対しての動画は、大画面テレビでの4K高解像度な動画とは別の次元の動画な訳です。
表現の仕方としては問題あるかと思いますが、このマーケティングで使う動画は、まだまだレベルの低い動画で十分ということです。
つまり、適当な背景画像を使って表示する文章を切り替えていくだけの動画でも十分なのです。
そう考えると、作る側の動画制作へのハードルもかなり下がると思うのですがどうでしょうか?
まだ始めていない方は、ちょこっと操作覚えてとりあえず始めてみるぐらいで十分かもしれないです。
私は、ずいぶん前から動画やっていますし、サイドビジネスでセミナービデオ撮影の仕事もやっているぐらいなので楽勝で作れます。
スキルがそこそこあるため、必要以上に時間をかけて動画を作りすぎていた感じがあります。
結論から言えば、そんなに頑張る必要はなかった気がしています。
例えば、YouTube市場は、まだまだ動画の需要がガラガラに空いている状態です。
レベルの低い動画を量産する方が、結果は早く出る可能性が高いかもしれないのです。
もちろん、ジャンルなんかによっても違うのでやってみないと分かりません。
まだ、やっていない方は是非来年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?