大量行動によってデータが溜まるので、その結果からその後にすべき行動の糸口が見つかるからです。
特にネットの世界の場合は、行動した内容が全て完全なデータとして残ります。
そのため、非常に精度の高い解析ができます。
解析というと難しく感じるかもしれませんがシンプルに捉えて大丈夫です。
残ったアクセスログなどのデータを見て、そこから効果のあった行動とそうでなかった行動を仕分けるというイメージで十分です。
がんばって大量行動をすればするほどデータが溜まります。
そうすると、その中でうまくいった事象から今後の行動の効率を上げられるという訳です。
これが、「ああだ、こうだ」と言っている暇があったら手を動かして何かアウトプットした方がいいという意味です。
ただ、行動できる人の中でも”やりっ放し”で解析しない人が多いのも事実なのです。
結構行動しているのに結果が出ない人の場合は、解析をしていないケースがほとんどです。
やりっ放しでも大量行動すれば結果は出やすいですが、これは”もったいない”の極みです。
PDCAサイクルという言葉を聞いたことがあると思いますが、解析はこの中の「C」に当たります。
「Check」の「C」です。
行動できる人はずっと動いている方が楽なので、解析が面倒くさいと思っているのかもしれません。
解析は、体でなくて”頭”を使うので疲れます。
でも、ちょっと頭を使って解析するだけでその後の成果は何割も変わるのです。
今回は、私の大量行動から得た情報をシェアさせていただきます。
大量行動の内容は、ブログ記事の投稿です。
ちなみに、大量行動と言っても半年で70記事ぐらいですから大したものじゃありません。
ブログであれば本当の大量行動は、半年なら200とか300記事ぐらいです。
逆に言えば、70記事程度でも解析すれば価値のある情報が得られるということの裏返しです。
やらない手はないですよね。
解析の結果として、よく読まれるブログ記事の”傾向”がわかりました。
データ収集と解析には、GoogleAnalyticsを使っています。
ちなみに、”今は”よく読まれているかはわかりますが、どういったワードで検索されているかは分かりません。
なぜなら、GoogleAnalysisで検索キーワードが調べられなくなってしまったからです。
でも、よく読まれているページがどれかはすぐにわかります。
では、よく読まれている記事の傾向をご紹介しますね。
その多くは、比較的”大作”の記事です。
一昔前にSEOの話として、ブログの記事は最低600文字ぐらい必要とか言われていたと思います。
それに比べると”大作”の定義は、文字数としては1500から2000文字です。
内容は、見出しを使って章立てされていてぱっと見も見やすくて、実際に章ごとにきっちり内容がまとまっている記事です。
よくある”キュレーションサイト”のページに近い作りです。
もちろん、画像なども箸休めとなるタイミングで入れています。
こういった”大作”は文字通り大作なので、作ろうとするとなかなか時間がかかります。
私の場合は、このレベルの記事を各場合は、2日以上かけた方がうまく書けます。
1日目にざっと原稿を書いて、2日目構成を見直して、3日目で清書するという感じです。
これは、経験から得た方法です
1日で全て書き上げようとすると、体力を食う割りには進みが遅くて仕上がり品質も低くなります。
途中で、神経衰弱状態になる感じです。
そこで、作業を分割して複数日で作るようにしました。
結果的に、日を分けて書くと、かかった総時間は短くて、仕上がり品質も上がるようになりました。
人によって最適なやり方は違うと思いますが、私の場合は大作を作る場合はこの手順がはまっている感じです。
昔は、3日あったら焦って3記事書いていたのですが、今は大作を各場合は焦らないことにしました。
ちなみに、これは歳のせいもあると思います。
若い人なら、大作も神経衰弱することなく1日で書けるでしょうし、毎日1記事も無理なく進められると思います。
よかったら参考にしてください。