目標達成中毒の人は、燃え尽き症候群になる人です。
こういう人の特徴は、頑張れる人であり、継続できる人であり、集中力がある人です。
現在の世間一般でいわゆる有能と称される人です。
こんな、高い能力を持ち合わせた人がなるのが燃え尽き症候群なんてもったいない!
私の友人にも何人か燃え尽き症候群の人がいますが、その一人は今は実家に引っ込んでしまっていい歳してふらふらしています。
実績はすごくてトップの営業成績を何度もあげたぐらいです。
話をしていても優秀さがにじみ出ていて才能の固まりみたいな人です。
でも、今は燃え尽きてしまって引っ込んでいます。
もったいないです。
ちなみに、私も燃え尽き症候群によくなった人です。
でも、自分ことは謙遜でも何でもなく有能とは思っていません。
私の場合は、なぜから継続する能力が高いだけみたいです。
ところで、今の私はほぼ燃え尽き症候群にはならなくなりました。
今は、その予防法が分かっているのでそれを実践しているからです。
あなたは、目標達成中毒で燃え尽き症候群によくなる人ですか?
もし、そうなら予防方法を伝授させていただきますので参考にしてみてください。
まず、目標を最終目標にしないことです。
あくまでも、通過地点としての指標として目標と定義することです。
「これを達成したら終わり!」と思っていると確実に燃え尽きます。
この意味がわかりますか?
ゴールしたら快感を得るようなパターンをやめるってことです。
では、どのようにして快感を得ればいいのか?
それは、プロセスを楽しむことです。
今の一分一秒を楽しむまで短くすると難しいですが、午前中、午後、この2時間ぐらいまでの長さなら工夫次第で十分に楽しめます。
もちろん、時には、やりたくないこと、嫌と思うこともしなければならないでしょう。
でも、どうせやるならその嫌なことの中に”やり甲斐”を見つけて実行するってことです。
これって、無理ゲーでも何でもなくて習慣化の問題です。
最初から無理って思っていたらできませんから、試しに何度かやってみることが重要です。
もちろん、口で言うほど簡単じゃないですし、偉そうに言ってる私もまだまだ出来ていません。
でも、プロセスを楽しむ生き方をした方がいい理由があるのです。
縁起でもないですが、明日死ぬかもしれない訳です。
私は先日50代になったのですが、同年代の平尾誠二さんが53歳で亡くなりました。
私よりも若い人たちだって、まったく他人事じゃないと思います。
そう考えると、目標が達成できないと満足感が得られないなんてつまらない毎日じゃないですか。
目標を達成するための過程を楽しめるようになれば、毎日楽しくなりますよ。
目標達成中毒の方の場合は、短期的な目標にすり替えれば楽しめると思います。
最後に、その日頑張った自分をねぎらってあげることです。
自分に対して「よくやった!がんばった、ご苦労さん!」と本気で声をかける訳です。
この自分へのねぎらいってやったことない人多いと思いますが、思いの外効果が高いですよ。
”ねぎらい”なんてキーワード今の時代なかなか出てきませんよね。
それぐらい、誰もねぎらってないし、ねぎらってもらってないんですよ。
自分に対してねぎらうのも大切ですが、自分の周りにいる人にもねぎらうのは大切ですね。
以上が私の燃え尽き症候群の予防法です。
まずは、自分をねぎらってあげるから始めるといいかもしれないです。
「(あなたのお名前)君、今日はよく頑張ったね!お疲れさま」って感じですね。