それは、ポータルサイトが出稿しているかどうかです。
PPC広告は、その広告費が高くなってきて個人や中小零細企業は手を出しにくくなってきたと言われています。
確かに、もちろん昔に比べればそうです。
ただ、こんなに簡単で確実に効果を正確に確認できる広告は他にありません。
例えば、昔ながらの新聞折り込みやポスティングと比べると分かりやすいです。
折り込みチラシやポスティングチラシは、効果の確認が非常に困難です。
新聞については、ちょっと前のデータですが全世帯へのリーチの割合は50%ぐらいだそうです。
このリーチの割合の時点で、すでに業種によっては”使えない”広告媒体になるはずです。
一方のポスティングですが、これは外注した時点で業者さんがちゃんと配ってくれることを”信用”するしかありません。
仮に、チラシがそのままシュレッダーに入れられようが広告主としては調べようがないわけです。
しかも、一度でもやってみれば分かりますが、チラシなどのアナログ広告は反応率が非常に低いです。
つまり、PPC広告がいくら高くなったからと言っても、こういった広告に比べたら全然信用ができて好意的な広告媒体だってことです。
話を戻しますが、この高いと言われているPPC広告で勝機があるかどうか?の判断基準を一つご紹介します。
いくらアナログ媒体と比べて安いからと言っても、業種によっては安くありません。
さて、最初にお伝えした”ポータルサイト”とは何か?
ポータルサイトというのは、分かりやすいところで言えば、食べログとかぐるなびみたいなサイトです。
飲食関係だけでなく、ほぼ全ての業種においてこういったポータルサイトは存在します。
これらのサイトは自サイトが、集客力がありアクセスがあると自負しています。
自らのサイトに登録してもらえればアクセスを流せますよ、というのがビジネスモデルです。
登録しているサイトにアクセスを流すのがポータルサイトの役目ですから、こういうサイトは、自らのサイトのアクセス数を増やす必要があります。
そこで、ネットのアクセスアップでできることは何でもやっています。
一番力を入れているのはSEOなのでしょうが、恐らく次に力を入れているのはPPC広告だと思います。
ただ、例えば、グルメサイトがPPC広告を出してクリックされて閲覧されてもすぐには売上げは上がりません。
ポータルサイトにアクセスした人が、その中からどこかのお店を選んでもらって、そのお店にアクセスが流れた時点で掲載しているお店への対価の一部を払えた感じです。
お金を払ってアクセスを買って、そのアクセスを登録料を払って登録しているサイトに流しているのです。
よく考えると、これっておかしいと思われませんか?
相当効率の悪いことをしていることに気付かれると思います。
つまり、こんなに効率の悪いことをしても費用対効果に見合っているということなのです。(現時点では見合っている)
つまり、ポータルサイトがPPC広告を出している分野については、参入しても勝算があるということです。
勝算があると言うか、私に言わせればとってもおいしい分野です。
ほぼ同じ広告費を使えば、同じアクセスが自分のサイトに流れるのですからポータルサイトにお金を払ってアクセスを流してもらう必要は全くありません。
そこで、あなたのお客様が使われるであろうキーワードで検索して出てくる広告を見てみて下さい。
その中にポータルサイトがあるならPPC広告で勝負しても勝てる可能性大ですよ。
今でも「新宿 居酒屋 個室」といった分かりやすいキーワードでもポータルサイトがバンバン広告を出しています。
これを見ると個室を持っている新宿の居酒屋さんのオーナーは、なぜここに広告を出さないのか私には不思議でならないです。
あなたの業界でも、これと全く同じことが起きている可能性があります。
今すぐ、Googleを開いて検索結果を確認してみてください。
今は、PCとスマホならスマホの方がアクセスが多いですからスマホでのチェックも忘れないでくださいね。