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────────────────────────────2014年1月21日
この先何年も日本人が誰も仕事に困らない理由
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こんばんは、藤田ひろし@えびす商売繁盛マーケッター、です^^
食わず嫌いって言うのはよくないものです。
全然読む気のなかった本を読んでみたところ「我が意を得たり」でした(笑)
今回読んだ本は、ブロガー・ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」です。
日本というのは本当にすばらしく自由に生きられる国だと再認識しました。
この本、いくつかキーワードがありますが、一番私の考えと一致しているのがこれからは「自ら稼ぐ力」が必要ということです。
私とちきりんさんとは、少し考え方が違います。
ちきりんさんは、ミニマムな生活を考慮した上で、組織に属さないで稼ぐ、起業はしてもしなくてもいいというもので、私に言わせてもらうとハードルがかなり低く誰にでもできると思います。
それに対して、私の目標としているところは、最終的に他人にすべて任せることができるレベルのビジネスモデルに落とし込むです。
私の考えとしては、ビジネスを楽しむというのが人生の中心にあります。
そして、もちろん、ビジネス=人が喜ぶことの提供、です。
ビジネスモデル化すべきと考えているのは、ビジネスモデル化して自分の手から離し,
たくさんビジネスを立ち上げる方が多くの人に喜んでもらえるという考えがあります。
ところで、会社をやめる、仕事を変える、生き方を変える、などの話になると必ず行き着く先は明日の生活費、つまりお金です。
私なりには、このことに対する明確な答えはあったのですが、ちきりんさんの考えというか表現方法がなかなか興味深かったです。
データを使って、今後の世の中の仕事についてこう語られています。
『日本はこの先長期的には仕事はなくならない、なぜなら次の40年で労働者人口の3割以上が減るから』
つまり、選り好みしなければいくらでも仕事はあるということです。
すごく腑に落ちると思います。
このように考えれば、会社を辞める、組織を離れるという行動をとっても、今後仕事がないという現実には直面しないことがリアルに想像できます。
加えて『市場感覚』というキーワード。
市場感覚を身につけることが稼ぐ力に直結するので必要と語られています。
ところが、組織、特に大組織になればなるほど市場を意識しにくい場所で仕事をすることになるのです。
いわゆる、就活での勝ち組が一番稼ぐ力と縁遠い場所で仕事をすることになるという皮肉な話です。
事実、私も脱サラした直後は、この市場感覚のなさ故にかなり苦労したものです。
そうなると、後は自分のマインドの問題になります。
ちきりんさん曰く『幸せなんて所詮は自己満足』、と考えれば、世間体や傍目を気にしなくなれれば全く自由に生きられるのです。
この本は、今従業員としてお仕事をされている方だけでなく、将来に漠然とした不安を持っている方にはお勧めです。
最期に、中央官庁の官僚が聞いたら震撼するようなことも語られてましたので紹介します。
『私たちは兵隊にするために子供を産むのでも、年金制度を支えるために働くのでもない』
今日も最期まで読んでくださってありがとうございます。