メルマガ【ジーター通信】
こんばんは、藤田です。
石川遼って、ご存じですか?
当然ご存じですよね、ここ数年で日本人で知らない人はいないぐらいの有名人なっ
た若干17歳のプロゴルファーです。
ちょうど今、アメリカで開催中のマスターズトーナメントにも特別招待され、若く
して世界中のゴルファーの憧れにするこの大会に出場してしまいました。
ただ、試合の方は残念ながら予選通過できなかったようです。
ゴルフなんて観たことない方も多いかもしれませんが、マスターズレベルの大会の
最終日の終盤ともなると、仮にタイガーウッズが上位にいなくて、テレビに映って
いる選手が知らない選手ばかりでも、また少々ルールが分からなくても、十分ゲー
ムのおもしろさというか、その迫力を感じて引き込まれてしまうと思います。
なぜか?
それは、この大会を目指して最高の調整をしてきた世界中のトップ中のトップのプ
ロゴルファー連中の、これまたその時点で一番良いプレーをする選手たち数名によ
る本気での最後の優勝争いが行われているからです。
おもしろくないわけがありません。
明日の朝がちょうど最終日の終盤です。
今までゴルフ中継なんて全然興味ないって方も、試しに観てみるといいかも知れま
せんよ。
石川遼選手に話を戻しますが、去年に彼がプロとしてゴルフツアーに参戦したこと
で、テレビ中継の視聴率が一気に跳ね上がったそうです。
人気低迷の日本ゴルフ界の救世主とも呼ばれる石川遼選手は、なぜこんなに視聴率
を取れるのか?
若くて、かわいい顔をしているからか?
マスコミが必要以上に取り上げているからか?
ニックネームに”王子”が付いているから?(ハニカミ王子だそうです)
もちろん、これらも大きな理由だと思います。
でも、一番の理由は彼のゴルファーとしてのプレースタイルにあると思うのです。
彼のゴルフは、ひと言で表すならば”ガンガン攻める”ゴルフ。
本人もよく口にするのが「守るゴルフをボクは知らない」という言葉。
彼は、ゴルフの実力的には正直まだまだでしょう。でも、ガンガン攻めるから観る
ものがその魅力に引き込まれるわけです。
ちなみに人気低迷にあえぐ日本のツアープロの大半はガンガン攻めません。
なぜか?
そんなことしたらリスクが高いからです。
なんのリスクか?
シード権を失うリスクです。
日本のツアープロの場合、年間を通してそこそこの成績を残さないとシード権とい
うツアーへの参加資格のを失うのです。
そのため、常にそこそこの成績が常に残せるような”せこい”ゴルフをする選手が
大半なのです。
また、年間に出場しなければならない試合数が決まっていて、出場試合数が足りな
いと、これまたシード権を失うことになるため、故障をしないように体力的にも厳
しいガンガン攻めるゴルフを封印するのです。
辛辣な言い方をすれば、ツアープロの彼らのほとんどは職業ゴルファーでありプロ
スポーツ選手とは呼べないのです。
プロスポーツの存在意義は、言うまでもなく観客にいいプレーを見せることです。
シード権を守るためのゴルフなんて観ていてもおもしろい訳がないのです。
だからこそ、そんな中で”見せるゴルフ”をする石川遼が目立つわけです。
石川遼が憧れて目標にしている世界のスーパースター、タイガーウッズも同じです。
彼はデビュー当時から「ツアーで優勝以外は目指していない」と公言していました。
なぜ、こんな話を書いたかと言いますと、ある本を読んで
”仕事をやっている自分の存在意義”
について見つめ直す機会があったからです。
『仕事をやっている自分の存在意義は、他人から必要とされる人であること。』
本を読んで学び直しました。
「シード権を守ることが最優先になっている職業ゴルファーに存在意義はあるのだ
ろうか?彼らは、だれから必要とされているのか?」と考えたときに、一歩間違え
ば明日は自分の話だと思えたのです。
他人から必要とされる人であり続けるために、他人が必要としていることを意識し
て提供し続けようと改めて思いました。
今日はちょっと長めでしたが、最後まで読んで下さってありがとうございます。
● 編集後記
このメルマガを始めて以来、ずいぶんたくさんの方から連絡がありました。
今週も超久々で、私にとっては”予想外”の方から連絡をもらって、いつも誰か来
てくれると利用する五反田の五輪鮨という寿司屋で楽しい時間を過ごせました。
名前を出そうかとも思ったのですが、一応伏せておきます(笑)
※五輪鮨というのは、私がオススメする五反田で数少ないおいしいお店です。
五反田に来られた際は、ご利用オススメします。もちろん、わたしを誘ってくれ
なくても場所をお教えしますよ。

