メルマガ【ジーター通信】
こんばんは、藤田@直観コンサルタントです。
金曜日に恵比寿の駅前で、ピンクの選挙カーを前に選挙演説をしている候補者
がいました。
誰かと思えば、三原じゅん子さん。
自民党の東京比例区の候補ですね。
三原順子(昔は漢字)といえば、過去栄華を誇った「金パチ先生」出身タレン
トの1人です。
私の子供の頃のアイドルで、私も応援していました。
ただ、実はそんなに好きでもなかったのです。
その理由は、例の如く私のあまのじゃくぶりの発揮です。
周りのみんなが、松田聖子などのメジャーなアイドルを応援している時代だっ
たので、自分は普通と違う行動を取っていたのです。
そのため、三原順子さんの歌はあまり聴いたことがなく、記憶にもありません(笑)
肝心の演説内容ですが...
ノーコメントにしておきます(汗;
話が相当それてしまいましたが、今日のメルマガで書きたかったのは政治の話、
特に民主政治の話です。
今更になりますが、民主政治とは、民主主義に基づく政治で、多少の誤解を恐
れずに平たく表現するならば、多数決でものごとを決める政治です。
ただ、日本を初めとするほとんどの民主主義国家は、直接民主主義ではなく、
間接民主主義、つまり議会制民主主義の形態を取っています。
理由は、その方がより合理的だからです。
もし、何千万人もいる有権者で多数決をしたら、多数決をする度に大騒ぎにな
ります。
そのため、定期的に議会で多数決に私たちの代表として参加する議員を選ぶた
めの選挙がある訳です。
つまり、今回の参院選の候補者を選ぶ選挙は、今後6年の間に出される議案に
ついての多数決を委任する議員選びということになります。
ちなみに、一度委任したからには、後から文句を言っても声は届きにくくなり
ます。(もちろん言うのは自由ですが)
このように考えると、選挙について今まで軽視してきたと感じる方も多いかも
知れません。
ただ...
私は、民主政治は限界に来ているように思っています。
理由は、効率があまりにも悪すぎるからです。
平たく言うと、”ものごと”を決めたり執行したりするのに時間がかかりすぎ
るのです。
民主主義で何かを決める場合に必要となるプロセスをまとめてみます。
何か法律を作ろうとするとまず政権与党内での合意を取るために時間を要しま
す。
現在のように2大政党制だと同じ政党内でも意見が割れますから調整に時間が
かかります。
そして、ようやく議会に法案が提出されると、今度は委員会でだらだらと議論
という名の”ののしり合い”が何時間も行われます。
そして一定の時間の議論(ののしり合い)が終わった後に、ようやく採決が行
われ可決されたら本会議で成立です。
この間、ものすごい時間とエネルギーが使われていることが分かると思います
が、これが民主主義の合理性の低さです。
特に、ここ数年のように衆院と参院がねじれてしまっていると、にっちもさっ
ちも行かない状況になります。
では、民主主義の反対語というと異論があるでしょうが、ほぼ対局にあるであ
ろう独裁政治はどうなのか?
お隣に2つほど世界でも有名な独裁政治を行っている国があります。
中国と北朝鮮です。
独裁政治は、民主政治に比べると、とても合理的です。
政権が何かするを決めればすぐに実行に移されます。
結果もすぐに出ます。
だからと言って、独裁政治の方がいいとは言いませんが、この合理性の高さは
魅力です。
事実、数年前のアメリカ発金融ショック以降に中国政府が取った経済対策は見
事に成功しています。
そして、中国は金融ショックの影響をほとんど受けずに経済成長を続けています。
ひるがえって日本はどうか?
言うまでもありません。
ただ、他の民主主義の先進国だって経済成長が停滞してしまっているのは同じ
です。
また、中国と北朝鮮が外交がうまいと言われるのも独裁政治によるものです。
外交の結果が失敗であっても、国民からあーだこーだと文句を言われにくいか
ら思い切った手段に出ることができるからです。
ただ、やはり独裁政治は問題が多すぎます。
では、どうすればいいのでしょうか?
解決策は、民主主義の合理性を最大限まで上げることかもしれません。
そのためには意思決定プロセスをなるべく簡略化することです。
そういう意味では、参議院って必要なのでしょうか?
日本が停滞しているのは、政治家でも官僚でも財界のせいでもなく、意思決定
システムの合理性の低さが原因だと私は思っています。
今日はちょっと堅い話題でしたが、最後まで読んで下さってありがとうござい
ました。
■編集後記
今年もエアコンを使わないで過ごそうと思っていたのですが早くもギブアップ
です。
夜眠れなくて体調が悪くなってきたのです。
そこで、寝入りの数時間だけ付けることにしました。
変なところで突っ張っても仕方ないですからね。

